2009年12月12日土曜日

新卒の面接の作法:英語面接にどう対応するか?

(出所:http://www.istockphoto.com/


前回に引き続き、新卒面接のTipを紹介しておく。

今回は、英語面接について。外資系金融を受ける場合大概外人面接者(場合によっては日本人相手でも)英語面接がある。帰国子女のかたは何て事のない事だが、「ドメ組」にとっては難しく感じている学生さんも多いかと思う。筆者も元々純ドメで、海外滞在経験は最長で数ヶ月程度しか無いのでそう言った学生の気持ちはよく分かる。そこで幾つかTipを紹介しておく。

○英語面接のコツ

・まず、下手でも文法がメチャクチャでも躊躇しない事である。外資系金融の場合、帰国子女や留学経験者が多いのは事実ではある。しかし、意外に思うかも知れないが、新卒の東京法人採用であれば、ネイティブレベルの英語力は必ずしも要求されていないようにも感じる。内定後にキャッチアップが必要なのは事実だが、先方は東京法人で日本人のお客相手にビジネスがやれる、日本語がネイティブの人材を採用したいから東京で新卒を採用するのである。とにかく下手でも堂々と話す事が重要である。英語が下手だからと言うより、おどおどしてしまうから不採用、志望動機や自己PRが貧弱だから不採用(つまり英語で喋ろうが日本語で喋ろうが不採用)と言うケースの方が多分多いだろう。

・志望動機、自己PR、面接が一通り済んだ後での「Any question?(何か質問ある?)」等、典型的な質問については、事前に英語でスクリプトを書いて、家で何度も朗読しておいて舌をなめらかにしておく事。ただし当たり前だが、面接当日は紙を朗読等しない事。

・紙とペンを手許に持っておく。話していて英語の語彙が出て来ない場合、書いて説明する。例えば、「損益分岐点分析をして云々」と言う事を喋りたいが「損益分岐点」が出て来ない場合、紙にグラフを描いて、「I tried such analysis as this. This line is fixed cost, here is zero profit point, and...」等と中学生レベルでも良いので喋れば、「Ah, breakevenpoint analysis.」と言ってフォローを入れてくれる。

・面接室にホワイトボードとペンがあった場合は、「Can I use whiteboard for explanation?」と断って立ち上がって、ホワイトボードに色々書きながら説明する。とにかく堂々と振る舞うのが重要である。

この程度の事が出来ていれば、英語が出来なかったから落とされる、と言う事は余り無いように思われる。後は話の内容自体の問題、あるいは態度が堂々としているか、面接官に気に入られるかの問題である。

逆に、余り英語が上手くて性格からにじみ出るニュアンスまで伝わってしまうと、あなたが面接官の気に入らないキャラだと言う事になると不利な事もある。つまり、英語がそう上手くないと、例えば喋りの途中に「間」があるのが何か意味深長な意味があるのか単に英単語が浮かばないでつっかえているのか分からないとか、無駄な事/不用意な事を口走らずに済むとか、「相手と距離感が近くなり過ぎない事による利点」がある面もある。ちなみに話はそれるが、外人は日本人女性を大概好きだが、英語ネイティブの日本人女性と付き合う事は案外多くない(ちょっとたどたどしくて適度な距離感がある方が現実を見なくて済むし、恋愛が盛り上がる訳である)。

以上、必ずしも英語が下手だと不利なばかりではない、と言う面も理解して、とにかく物怖じせずに面接する事である。外資系金融では特にIT部署等ではインド人が東京でも多数居るが、彼らの英語は相当無茶苦茶である。しかも発音が独特で非常に聞き取りづらい。それでも彼らは堂々とマシンガンのように喋っているし、それでビジネスはちゃんと出来ている。そんなに物怖じする事はないのである。

ちなみに内定したら、直ぐに英語はフォローアップしておく事である。入社後に英語の勉強、特に「殆ど喋れない状態から、ビジネスで使えるレベルまで持って行く」と言う最初のハードルを越える作業をする暇は中々作れない。外資の場合、交渉すれば語学学校代を出してくれる等サポートが付く事もあるので、交渉してみるのも良いと思う。

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