2010年3月26日金曜日

資本主義の新しい潮流:鎌倉投信

(出所:鎌倉投信

以前に紹介すると書いていた、「資本主義の新しい流れ」について。
今日は鎌倉投信。

筆者が初めて知ったのは、昨年12月の日経新聞の記事だった。
湘南と昨今ご縁が深い筆者的に、「鎌倉が本社の投信会社、同業者」と言うのは非常に鮮烈なイメージがあった。
会社に連絡して、ぜひ訪問させて欲しいと申し入れたのである。
上記写真は、鎌倉投信さんの本社社屋である。緑深い中にある古民家を改造してそこにあるこの本社社屋からして、既に一般の金融機関や運用会社とはひと味違う事が一目瞭然である。

話を聞いた第一印象。

「こんな金融マンも、ありなのか」
「金融による、投資運用業による社会貢献も、可能なのか」

と言う衝撃である。
これは衝撃だった。金融マンが、投資を通じた社会貢献ッスよ。マジっすかと。
(以下にテレ東の特集のリンクを張っておいたので、この感覚を皆さんにも体感して頂きたい)

古都鎌倉から長期投資を


・・・次のボーナスの話や解雇の話、誰それがMDになっただの、誰それがどこそこに移籍しただの、あそこの年俸は幾ら位だの、美味しい話や胡散臭い話、品のない話やオンナ(女性の同業者ならオトコ)の話やあれやこれや。(特に外資系金融やヘッジファンドだと)こう言う話題で刹那的なのが金融業界。

こう言う雰囲気は、筆者も若い頃は適度にエンジョイしつつも(まあ確かに、いわゆる一般的な会社員のどよーんとした雰囲気と比べると、こう言う適度にいい加減で適度に下品で適度に一発儲けられるかも知れないみたいな雰囲気は、例えて言うなら大航海時代の海賊やならずもの、船乗りの集まるパブ・酒場みたいな雰囲気もあり、楽しい面もある)、一方で一抹の疑問を持って居たし、昨今やや辟易して来て居た所だった。飽きて来たと言っても良いかも知れない。こう言うシャンパンの泡のような泡沫的雰囲気からはちょうど少し距離を置いていた所であった。

そんな所に鎌倉投信。
これこそ21世紀の成熟社会の日本に相応しい、ど真ん中の運用会社と直観した。

しかも、この会社の興味深い所は、「メンバー的に、理想が実現しそうな布陣」である事である。手掛ける人達が、BGI出身の、同業者から見ても正真正銘のプロフェッショナルなのである。理想に加えて、現実的に事に当たれる実務力がある。これは強い。

ファンドにも、少額だが申し込む事にした(申込は以下)。
社員によるブログ等もあり、どう言った所に投資する心づもりなのかはそれを読めば伺える。

鎌倉投信

ちなみに筆者は鎌倉投信さんから一切の販売インセンティブ、キックバックやその他便益は受けて居ない。同業者であるし、広く言えば競合だが、現職はヘッジファンドであり機関投資家のお金を扱っているため、投信とはバッティングしていない。また、運用のタイムホライゾンが現状の筆者と鎌倉投信さんでは大きく異なるため、その点でもバッティングしていない。同業者からみてこう言うファンドにはぜひ発展して欲しい、と心から感じたので、あくまで一個人として紹介しておく、と言う事である。

マネーと言う「概念」との関わり方次第で世界や人は、今まで「資本主義Matrix」等で紹介した通り、不幸にもなり得る。今まで再三再四書いている通り、マネーとの付き合い方には注意が必要である。

しかし翻ってマネーは「概念」であるから、これに「まごころ」と言う概念を込めて投じれば世界は幸せな方向にも変わり得る。皆一人一人の思考と、どう言った思いを込めて手許の一万円を投じるか次第によって、世界は不幸な方向にも幸せな方向にも変わり得るのである。

皆が、世の中が少しでも良くなりますように、日は当たらないが正しい事・社会に貢献する事を間違いなくやっている会社が報われるよう微力でも役に立ちますように、と思いを込めて投じる1万円が、鎌倉投信のような会社を通じて大きな束になって、実際の社会貢献に繋がるかも知れない。興味のある方は、ぜひWebサイトにアクセス頂ければと思う。ファンドの購入申込もインターネットから可能である。

鎌倉投信さんとの出会いは、筆者においても、感慨深い瞬間であった。一体自分がなぜ金融、投資運用の世界にご縁があって今に至るのか。自分はどう言った形で自分の能力や技能で持って誰かの役に立てるのか。こう言った、10年後、20年後の自身のゴールが、漠然とではあるが見えたような気がした瞬間であった。

(ただし、例によって投資は自己責任で。ファンド購入の際は、目論見書等を熟読し、専門家によるアドバイス等も受けた上で、各人の責任において投資頂きたく存じます。このサイトを読んだ事によって生じたいかなる損失に対しても、筆者は責任を負いません。)

0 件のコメント:

コメントを投稿