2010年7月27日火曜日

メモ:日経ビジネス2010/07/26号より


さて、目を通して、気になった所スキャンして、と言う形で雑誌メモのスタイルも出来上がって来たので、今後折を見て経済誌からのメモも加えたい。元々こう言うのはやっておかないとな、と感じていた事もある。

本日は掲題の通り。出所は全て日経ビジネスである。

○優待利回り

機関投資家業をやっているとついつい忘れてしまいがちだが、個人投資家から見たこう言うValuationに気を配ってみるのも、特に中小型株等では有用である。


○カルビー

ペプシコに出資して貰って海外展開加速、の記事。当社は上場企業ではないが、競合でフレンテ2226(参加にカラムーチョ等で有名な湖池屋がある)が上場企業で類似している。例えばフレンテに出資する外資は居ないのか、と言った視点でリサーチしてみるのも面白いかも知れないだろう。

「提携等による海外展開の加速」「内需企業の国際企業化による再成長」と言うのは、株式投資では最もポピュラーなキャタリストの一つである。短期〜1年位でこう言う展開が進んで来そうだとか、展開していたのが業績に結びついて来そう、と言った企業の業績拡大を買いに行く訳である。


○ユニリーバ

お次はユニリーバ。日本じゃ余り名前を聞かない?そうかも知れないが、筆者はダヴのシャンプーやボディソープは比較的良く使う。それはどうでも良いとして、当社のようなグローバル企業の概要を知っておくのは、以下の点で重要である。

1、消費材分野、例えば資生堂や花王にとって、海外市場で重要な競合になる。よって日本株だけ見ている際もある程度は知っている必要がある。以下の通り、新興国比率は5割にと書いてある(バフェットやジムクレーマーも好きそうな銘柄テーマだ)。実際、消費材のグローバルジャイアントのP&Gはバフェットのお気に入りである。


2、クロスボーダーのM&Aを考える際は、当社のようなグローバル大手がバイヤーで、彼らが日本企業で買収するならどこを買収したいかな、と言う視点で考えると発見がある場合もある。P&Gの時価総額が為替で多少上下するが大雑把に15兆円ちょっと、ユニリーバの時価総額は同8兆円内外である。対して花王が1.1兆円、資生堂が8000億円、ユニチャームが7000億円ちょっと、ギャッツビー等男性用化粧品で日本とインドネシアにブランドを持つマンダムで600億円無い位である。P&Gやユニリーバがちょろっと増資したらユニチャームや資生堂を買える、マンダムにおいては多分手許キャッシュ位で買える、じゃあ彼らから見て今のユニチャーム、資生堂、花王は買う価値があるのかどうか、買えるようなValuationなのかどうか、プレミアムを払うとしたらどの位まであり得るか、と言った考えをしてみると言う事が重要なのである。


○ルービニ教授。

彼の最近の記事をみて思うんだが、いつも悲観的な事言って「米国住宅バブルや金融危機の到来を数年前から予測」って言うのは、それは誰でも出来るように思う。「数年前から」だったら、いつも「いつか景気は崩壊する」と言っておけば、景気サイクル的に多分当たる。金融危機の時以降もてはやされて、政府とかのアドバイザーみたいな偉いポジションも得て、ロシアの美人スパイのチャップマン女史など美人が沢山寄って来てパーティーで鼻の下伸ばしたり出来るようになってるうちに、ちょっと自尊心肥大気味になっているのではないか、と言うのが記事の向こうからも伺える。

でもまあ、こう言う人の話も距離を置いて害の無い程度に聞いておくと、バランスは取れる(筆者は自尊心肥大系のお方は苦手なので、お会いしたいとまでは余り思わないが)。確かに政府は財政政策で景気刺激する事は難しいし、自動車や住宅の購入優遇政策もタマ切れにはなる。


0 件のコメント:

コメントを投稿