2010年7月30日金曜日

メモ:日経ヴェリタス2010/7/11号より

引き続きヴェリタスの7月分より。

○小売の月次。
小売は月次を追って行けば比較的如実に方向感が分かるし、景気指標としても優れている。継続フォローしておくと得るものが多い。

○利回り革命。
国債が選好されていて、貸出や株にマネーが回っていないのが、先進国共通の問題である。もう景気回復腰折れで終了か?と言う考え方も出来るし、マクロ経済指標の不安感が減って来ればこれから株に流れて来得ると言う考え方も出来る。感覚的には、米国については各種優遇策も弾切れで中々難しそう。欧州はドイツはもっと株や貸出に流れても良い気がする(輸出好調のため)。日本は、うーんどうだろう。決算は良い。しかしマクロ経済感で不安感がもたげている。

○中国農業銀行。

中国の4大銀行の状況。農業銀行のIPOは無難にこなされた。中国が、不良債権のリスクを徐々に民間に移転して行く段階で、確かに「総仕上げ」かも知れない。

○INPEX帝石。
証券市場はうつろいやすいもので、すっかり話題にされなくなってしまったが、親方日の丸の会社であるだけに、どう言う意図なのか気になる増資である。また、プラント関連銘柄への発注はこれから徐々に出て来ると言う話になると思うので、その点でも気になる。

○銘柄紹介:住友不動産。

SPCも含めた資産価値に注目が行く、と言うのは良い視点のように思う。

○銘柄紹介:ショーボンド、郵船航空。

ショーボンドは本当に調子が良い。郵船航空サービスはアジア圏内の交易、景況感が良いので注目している。

○不動産で外資が日本に食指。
こう言う話は不動産の動向に影響を与えるので非常に気になる。フォートレスについては、そろそろ仕込み時と判断している事になる。

○実行税率の話。
ここでは実行税率の低い会社、タックスマネジメントが出来ている会社がスクリーニングされているが、日本の法人税率が下がる局面においては、上記をバルクでショートして、実行税率が殆ど旧来の法人税率の40%のまんまという会社をバルクでロングすれば機能するかも知れない。

○ゴルフ。
筆者はゴルフはやらないが、ゴルフ好きな方はSRIスポーツとヨネックスは手掛け易い銘柄だろう。

○浜松ホトニクス。
企業としても優良企業なのだが、レーザー核融合発電の研究をしていると言う所で注目している。「事業をやって上場してるのは、レーザー核融合発電の研究の資金確保程度に過ぎない」と言った話も聞いた事がある。株主フレンドリーな会社なのかと言うと多少微妙な面もあるが、この割り切りっぷりはそれはそれで清々しい。ぜひレーザー核融合で低価格の電力を確保する道を拓いて欲しい。長期的な視野に立てば必要な事だ。と言うかこう言うのは国がもっと支援するべきだと思う。

○消費税の株価への影響。

準備しておきましょう。小売や不動産には明らかにネガティブである。不動産は現在筆者はポジティブ目に考えて居るが、この点はリスクとして認識しておきたい。

○米国商業不動産、そろそろ底値?
底値買いの投資家が米国不動産でで始めて居るとの事。米国商業不動産の低迷が景気回復の重石になっている面はあるので、ポジティブな話だ。

○ウーマノミクス。

これはマーケティングの基本である。女性を掴めばモノは売れる。
上記は女性ものの価格が落ちない事を示したものだが、筆者にはむしろ、直近で女性ものCPIが下落に転じている点が気になる。例えば化粧品等も中価格帯のユーザーが低価格帯に降りて来る形で二極化が起きて居ると聞いた事があるし、売れ筋の価格帯に変化が生じて来ているのではないかとも。
日本の女性役員の少なさは本当にお粗末だと思う。また、日本では30代で労働力率が落ち込み、就業率が全体に低く、賃金が1/3と言うのは、日本では子供が出来るとキャリアが断絶せざるを得ないと言う事を示しているのだろう。でもって、仕事に戻るにしてもパートとか安月給の仕事になってしまうので賃金が低いと。これも人口減少下で生産性を上げて行く事を考えると大いに問題だと思う。個人的には子供が小さい頃は無闇に託児所に預けるのではなく親が子供のケアをした方が子供の育ち方には良いとは思うが、子供がある程度大きくなった時に復職する先がパート位しかない、と言う状況はどうかと思う。仕事を辞める前までのキャリアや、子育てと言う大事業の山場を越えたと言う点を考慮した中途採用があって良いようにも思う。

上記が銘柄。ユニチャームは生理用品の会社。ベネッセは女性の働き易さ度合いが高い会社。こう言う視点で株を選べば儲かると言う訳では無いが、視点としては面白いと思う。

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