2010年7月28日水曜日

メモ:東洋経済2010/7/24号より

掲題のメモ。

○米国経済

エコノミストが普通に分析すると、米国景気は減速傾向である。確かに、上記を見ると個人消費と在庫投資が支えになっている一方で、個人消費は先の日興シティ村嶋氏の寄稿など見て分かる通り減速傾向である。

ただ、米株自体は筆者は当面上昇傾向、日株もそれにつられて買い回転で考えて居る。米国企業の決算自体は良いし、株価も下値をサポートして戻っているからである。米国国内の需要はso-soでも、新興国が良好なので、グローバル展開して居る米国企業の決算は良い、そう言う絵だろうと思う。日本株をやる時は、米国エクスポージャーの大きな銘柄はやや避け気味にして、新興国関連、内需で行けそうな所、今まで下がっていた欧州関連、と言う話になるだろう。


○ソフトバンク特集。

こちらでもソフトバンク特集があったので。面白いのが、主要経済雑誌は相互に企画をパクり合っているように見える点である。どこかの雑誌である特集をやると、似たような特集が別の雑誌で多少切り口を変えて五月雨式に出て来る事になる。

これを見ていると、孫氏の勝負人ぶりが伺える。ADSLが大赤字の頃に筆者は通信セクターの駆け出しアナリストだったが、確かに非常にネガティブだった。
これが今や営業利益5000億円の会社である。一時的に損をしても大きく取りに行く。これだけガッツのある投機家は中々居ない。誰にでも出来る事ではない。そして結果が出る時は一瞬で急激に出て来る事も上記で伺える。結果が出ていない時にどれだけ見えない努力が出来るか、一時的な損を覚悟しても前に進めるかと言う事の重要さを学ぶ事が出来る。

これが現在のソフトバンクのビジネス全容。
これが孫正義人脈。

ソフトバンクがこれから買いなのか売りなのかは筆者にはClear Ideaが無い。短期的には、クレジットスプレッドの改善、株価の上昇等が相当進んでしまった後のように思うが、チャートの形状は悪くない。後は長い目で見た時にどれだけ成長余力があるのか、ドコモの仕掛けたSIMロック解除がiPhoneにまで及ぶのか等見て行く事になるだろう。Appleからしたらドコモ経由でもiPhoneを販売したい気持ちもあるだろうし、結構微妙な駆け引きだろう。

孫正義氏によれば、時価総額200兆円企業を目指したいとの事である。PER20倍なら当期利益で10兆円、経常利益で16-17兆円位のイメージだろうか。これが最後の大ボラ、らしい。庶民とはスケールが違う。

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