2010年7月16日金曜日

メモ:ジム・クレーマーのMAD Moneyより

(出所:CNBC)

テレビは普段殆ど見ない(テレ東のモーニングサテライトの5:45〜6:00位しか見ない)のだが、Podcastでジム・クレーマーのMAD MONEYも再びチェックし始めた。推奨当たらんじゃないの、ライトニングラウンドとか全然外してるぢゃねーか等等の批判も結構あるものの、同業者からすると毎日この密度で番組を作って、常時投資アイデアを出し続けるのは結構偉いと思う。あと米国市場の雰囲気が掴めるので気に入っている面もある。特に週末の番組は中身もあるので気に入っている。内容も、元ヘッジファンドマネジャーが解説しているので、テレビキャスターが解説するのと違ってプロの解説で聞き易い(英語は聞きづらいけど)。


以下は金曜の番組からの次の週の大まかな決算発表とコメント。適当に意訳してあるので責任は取らない。

○マーケット

バンカメ株価急落、グーグルも決算足踏み状態。要注意は要注意。
でもジムクレーマーは結構強気。


○来週の米国決算。

月曜:IBM 多分良い。アクセンチュア良かったし。
火曜:Pepsicoも多分良さそう。
水曜:United Technologies。50%が海外。色んな業界にまたがる。経済動向分かる。日本で言えば商社の決算、テックで言えばHOYAの決算みたいなもんである。業界の動向が広く分かる。
木曜:キャタピラー。北米の設備投資動向+中国+マイニング注目。日経でコマツの決算良いよと言う話が出ていたので、その流れで行くとキャタピラーも良い可能性が高い。あとAT&Tの決算。iPhoneとかでトラフィックは上がりましたかと言う所。
金曜:Verizon。AT&Tと見所一緒。SLB(Schlumberger)の決算も。

上記を考えると、米国決算のニュースフローはそんな悪くなかろう。


○今年前半の負け組総括と、それのリカバリー狙い。

今年前半の負け組リカバリーでVerizon、NVIDIA、Jabil Circuit、Range resources、Abbott Lab、AK Steel。特にAK SteelをSpeculative nameとして金曜決算の前に買うのを推奨。鉄鉱石価格が中国のスポット価格で4月から35%下がってるから、今年後半はコスト安メリットがあるんじゃないかと。それで行くと日本の新日鉄やJFEも株価負け組で、鉄鋼原料の価格改定が3ヶ月ごとにされたので同じ理屈で戻りを狙いに行く考えもあるように思う(海外ネタの横流しで日株に当てはめて考えられるこう言うネタが時折出て来て、参考になる)。


○ライトニングラウンド

ブラジルの鉄鋼株が良いとか。
キャタピラー。チェサピークエナジー。いいんじゃないすか。天然ガス銘柄はテーマ銘柄。
VM wareはクラウド銘柄。


○経営者インタビュー

PPGを紹介。化学会社。売上の70%が、欧州、南アメリカ、中国他アジアと言った非北米。自動車関係良好。欧州は建設需要等が弱いが、東欧、ロシア、ドイツの製造業の生産活動は活発なんでここが支えており、そんなに心配していない。天然ガスの価格も下がり、ドルも弱い。米国輸出プレーヤーはチャンスだ。次の3ヶ月も強いと思うとの事。

この話やインテル決算等を合わせると、弱い弱いと言われて居る欧州も東欧、ロシア、ドイツと言った生産活動が活発で、ユーロ安の恩恵を受けて新興国向けにえっさえっさと生産、輸出に忙しいと言う状況が浮かぶ。ギリシャ危機や欧州銀行ストレステスト、ユーロ墜落等の悪い事だけじゃないよと言うのは確認しておいて良い。


・・・とまあこんな感じ。日々の番組は毎日見てると結構似たようなネタが度々紹介されたり、日々の上下の解説だったり、先の通りライトニングラウンドは全然当てにならないとかare you diversified?のコーナーはあんまり面白くなかったりするので毎日見る必要は無い気もするが、家で筋トレしている時等に適当に流しておくと良かったりもする。英語力の衰退を防ぐ事も出来る。テレビ番組の中ではお勧めである。

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