2010年7月31日土曜日

メモ:日経ヴェリタス2010/8/1号より

最新号update。ちなみに、筆者が相場のフォローで必要かなと気になったものだけピックアップしているので、例えば今号の特集の「失敗学」等の筆者が殆ど周知のものはごっそり掲載が抜けていたりする。全文に興味のあるかたは、購読をして欲しい。参照もとの顔も立てる面も含めて、この点付記したい。

○米国雇用者数増減。

金曜日が雇用統計の発表である。要注目。今週は8月頭のISMが弱含み予想、週末の雇用統計も分からないが波乱含み。筆者が仮に運用をしていれば、月曜日はネットロング減らして(=売って)、火曜〜水曜買って、木曜〜金曜でニュートラル、位の仮説で行くと思う。


○1Q決算まとめ。

やはり全体に上ぶれ企業が多い印象。
上記が各社の発言。既にポートフォリオに入っている銘柄はもちろんの事、各業種の主要企業位は簡単にニュアンス含めてチェックしておくべきである。

○不動産含み益ランキング。
こう言うのは、地価が上昇に動いて来ないとマーケットに反映されづらい。多少時間はかかるかも知れないが、徐々にこう言う銘柄がバランスシートで評価され始める局面を考えて良いと思う。

○銘柄紹介:WOWOW
筆者はテレビを見ないので正直余りエッジが無いが、利益は安定して来ている。
利益率が高いと。

○銀行株。
みずほの増資も終えたし、内需シフトを考える中で、不動産同様物色対象になってもおかしくないだろうなと思う。BIS規制も比較的緩い感じで進んでいる。

○株価の月回り。
こう言うのは案外バカに出来ない。8月は夏休み相場で出来高が低調なので、ショックに弱い。2007年のクオンツファンドショックも8月に発生した。とは言え全体には8月は「上がる月」である。猛暑も企業業績改善に貢献している面もある。

○IPO動向。
IPO後の株価が冴えないと言うのは、マーケットの相場付きとして弱々しい事の証左であり、余りポジティブではない。

○欧州ストレステストその後。

「ぎりぎり合格」の所がびっみょーな感じである。
LIBORがユーロで上昇している。これが気味悪い。一方でドルのほうは落ち着いて来ている。
これが今回のストレステストで一番甘かった点。満期保有目的だったらストレスの対象除外。これは甘い。

○景気サイクルのチャート。

何か面白い図なので引っ張って来た。

○ラオス投資?
富が中国から、より開発途上国の新興国に波及していくプロセス。ユニクロが中国中心から、バングラデシュにシフトしようとしていたりする流れと一致する。これらの国の株は(中々証券会社の取り扱いや流動性が無くて買いづらいだろうが)長期投資家なら買いだろう。

また、中国の人件費アップと言うのは、1、中国の購買力の上昇。中国消費関連銘柄への期待。2、中国工場の人海戦術化から機械化のシフトの進展。日本で言えばファナックとかキーエンスへの期待。3、中国を生産拠点とするビジネスのコストアップ(多くの日本企業にはネガティブ)、4、中国の周辺国への生産拠点のシフト。例えばベトナム株等への恩恵や上記ラオスへの注目度のアップ・・・と言った具合に、色々な影響をもたらす非常に重要な事なので、長期の投資テーマとして掘り下げる価値のある話と思う。

○投資主体別の分析。
これは結構重要で、外国人投資家がしこたま既に買っているのか、買っていないのか、これから外国人に訴えかけられるようなチャーミングな投資テーマがあるのかどうか、と言った所は投資やトレードの際にチェックする項目である。外国人投資家がしこたま買っている銘柄は、外人のリスクアペタイトの上下に晒され易いのである。

○各国利上げ状況一覧。
新興国が景気好調で利上げ、通貨も強含み。先進国は景気足踏みで通貨は弱含み。こう言う状況は当面続くんだろうと思う。

○面白い分析。
大和証券のこの手の分析は面白くて好きである。グアムへの飛行機予約の取りやすさ/取りづらさをフォローしておけば、面白い先行指数になるかも知れないと言う事である。

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