2010年8月8日日曜日

メモ:週末のバロンズより

バロンズもちょっと紹介しておこう。英語ソースの投資情報雑誌として、非常に優れている。特に米国のマーケットや銘柄情報をフォローするには良好な情報源である。

○ターゲット特集。
月次も良好。ターゲットのような比較的安価な小売にお客が集まる、と言う構図は変わっていないようだ。とは言え米国の百貨店も昨年が悪かった反動でちゃんと戻っている。米国の小売の状況は悪くないと思う。

○米国の信用収縮、そしてデフレ。
昨年でだいぶ金融緩和もしてマネーサプライも増やしたのに、貸出が増えてませんと。日本のような流動性のわな、デフレ長期化モードに陥らないか、不安なのが良く分かる。
そんな訳で、お札刷りまくらないといけないんじゃないかと。今週のFOMCで金融緩和についての話があるだろうと言うような記事もちらほら。

○VISA
株価は冴えないものの、トランザクションは増えている。これも米国の消費が悪くない事を示すものとして見て良いだろう。日本のカード会社なんかも、例えばネット通販の利用が増えているのだから、悪くないのではなかろうか。クレディセゾンとか、そう言う銘柄になりますな。

○米国のテンポラリーワーカーの雇用は改善。
上記のグラフ参照。失業率で見ればまだ高いままだが、Robert Halfと言うテンプスタッフの紹介サービスをしている会社の売上がプラスになった事など紹介している。

○マーケットのリスクアペタイトも改善傾向。
VIXも低下傾向だし、Put-call ratioもプットが減っている。マーケットのリスクアペタイトは増大していると考えて良いだろう。

○フラットニングし、地域間の利回り格差も縮小する国債市場。
これは見ての通り。イールドカーブがフラットニングしている事、地域間の利回り格差も縮小している事が見て取れる。当面ドル安傾向な感じである。

一方で、米国のクレジット環境を見ると、ハイイールドボンドと社債、国債の利回り格差は横ばいからやや縮小傾向である。この点考えても、米国マーケットについてはそんなに悲観する必要はないと思う。

一方で、ドル安傾向と言う事は、米国の輸出産業にとってはポジティブだが日本の輸出産業にとってはネガティブである。米国のエクスポージャーの多い企業には引き続き投資しづらい環境だろう。

バロンズは他にも結構面白い記事は色々ある。
海外の投資情報ソースで何かお勧めは?となると、米国はバロンズ、英国はEconomist、と言う事になるように思う。

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