2010年12月2日木曜日

日経の記事より:年寄りの苦言みたいで嫌ではあるけど。


(上) すれ違う学生と企業
ネット公募に限界


今日の日経のこの記事を読んで思った。


1、デモなんかやるヒマあったら、エントリーシート書いて活動するべし。

「内定よこせ」「エントリーシート燃やせ」等と、「就活どうにかしろ」と言う横断幕掲げて行進してみた所で、何も物事良い方向には行かない。

ネガティブな怒りをぶつけて見た所で、返って来るのは不採用の通知だけである。筆者が採用者だったら、この手のデモに参加するような学生は100%間違いなく不採用である。なぜか。

まず内定が出ないのを社会だのマクロ経済の足踏みの景気だののせいにしている人間は、経営者でも学生でも「ショート銘柄の典型候補」である。プライムブローカーに借株あるか聞くべし聞くべし的な(^^;)。社会やマクロ経済はどのみちUnmanageableなのでそれはそれとして、今自身に何が出来るのかにフォーカスする事が重要である。相場でもそうだが、ここにフォーカスすると精神的、感情的にも落ち着ける。

また、労力は良い方向に動きうる事に使う方がいい。デモなんか参加するんなら、それこそ気晴らしにガールフレンドと遊んだり、家で紅茶でも入れて本でも読んだり、屋上でぼーっとしたり飛び去ってゆく蛍を眺めたり(ノルウェーの森でこう言うシーンがあった気が)してた方が、それによって気晴らしされて前向きな状態で面接が出来たり、リラックスして良い状態で落ち着けるし、煮詰まり状態から解放されるので、ずっと生産的だと思う。


2、20社応募して落ちた位でぐだぐだ言わない。

こう言うのは確率論だと考えるべきである。落ちて凹むのは、他人の評価に依存しないしっかりした人格の幹が無く、落ちたら人格を否定されたような気分になるからである。実際には、単にその会社や人とはご縁がなかっただけだ。どちらがより正当と言う事はない。

Twitterでも書いたが、気になる記事が”たいやき世界旅行”であろうが何だろうが、自分らしくある事に誇りを持てばいい。

面接官の顔色伺いながらどうやったら評価して貰えるのか、どうやったら優秀そうに見えるのかとか考ええ右往左往するから疲れるし、逆に「自分らしさが十全に活かせる職場」から遠ざかってしまう事になる。

主体は自分なので、きちっと「自分」と言う人物を、自分らしく伝達する事を重視して、100社回って1社が気に入ってくれてDoneすればよし、と言う感覚で割り切る。エントリーシートをばらまく段階ならコピーペースト使い回しで細かい所だけ変えてWebから提出するだけなのであるから、100社よりも多くても良く、書けば書くだけコールオプション(損失なし、当たればしめたもの)なんだから200社でも300社でもエントリーすれば良いだろう。100社エントリーしたけど採用されなかったとか落ち込む類いの事ではない。別に全員に好かれる必要はない。あまたある企業のうち1社でいい。前向きで誠意があって周囲に貢献する気がちゃんとあれば、働く場所はある。


○若い人に贈る言葉。

と言う訳で、締めとしては、こんな感じである。

「どうやったら”ご優秀な人”と思って貰えるんだろうか等と大人の顔色伺って、周囲の学生とは一流企業内定競争みたいな(あいつは一流企業に受かったのに、自分は内定がない!とかね)お受験の延長みたいな”貧しい思考”で焦って右往左往した挙げ句、社会が悪いとか不景気が悪いとか言ってキレるな。」

「深呼吸して、栄養のある旨いもん食って、海とか山とか自然のある所でも行って、無心に運動するとか週末の午後のカフェで読書でも何でも良いのでまず自分が一番リラックス出来る事をして、夜はゆっくり充分に睡眠を取る(相場で上手く行ってない時、人生上手く行ってない時等、スランプの時はこう言う基本が本当に大切なのだ)。」

「人間完璧な人は居ないんだから、辛いときは愚痴になっても仕方ない。友達に話を聞いて貰っておおよしよしと慰めて貰えばいい。だいぶ気分が楽になるだろう。ただしそう言う友達が居ると言うのは本当に財産だから感謝の気持ちを忘れない事。例えば同じシュウカツ仲間なら、多少自分の志望先とバッティングしようが採用情報の一つや二つ躊躇無くそう言う懐の深い友人には投げる事。」

「そしてあとは”自分らしくある”事を恐れずに、自然体で前に進もう。ひとつひとつ、例えば1社落ちたら1社エントリーシートを書いて提出するとか、小さい一歩からで良いから、今自分自身で、事態を少しでもいいから前向きな運気改善に繋げられそうな事を、淡々と実行しよう。」

若い人にはそう伝えたい。

筆者もぷー生活をしていた時中々ぴったり来る仕事が見つからず、焦りがなかったかと言えばウソになるし、腹が立たない事がなかったかと言うとウソになる。気持ちは良く分かる。しかしだからこそ、年寄りの苦言みたいで恐縮ではあるが、少し書かせて頂いた。

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