2010年12月25日土曜日

「ロハス金融道」への誘い

さて、Twitterで呟いていた通り、今般、「ロハス金融道講座」と言うコーナーを新たに試みてみようと思う。今回は、当コーナーを思いついたきっかけ、背景から書いてみる。


「ロハス金融道講座」のきっかけ:

・思いつきの発端は、巷の金融小説あるいは金融とかマーケットへのステレオタイプなイメージに対するアンチテーゼである。

「俺様はん千億円を動かす凄腕のBig swinging dick(「大暴れデカち○こ」と言った所か、日本語訳は)で、カネ、女、スリルとサスペンスでうんだらかんだら」みたいな話ばっかり。勘弁してよと。まあそう言う人もたまに居るけれども、そうでない人間も居る。金融マンから、もうちょっと違う雰囲気の事柄を発信したいと言うのは、前々から考えていた。

そんなこんなしているうちに、「ロハス」と言う、「金融フロントオフィスのイメージとは対極にあると一般には考えられている概念」と、「金融道」は、決して矛盾しないと言う事を発信したい、とふと思い当たった訳である。


・湘南時代での約束・アドバイスでもある。

Ano-ano

こちらのLili-san

と、「anoanoシンガポール支部を作ろうぜ」と言う話をしていたので、何かそう言う事が出来ればいいなと言う感じである。

自然体で、自然の流れと共にある生き方。それを、金融、マネーと言う、「自然体とか自然の流れと共にあるとか言う話と元来対極に扱われがち」である一方で、「自然体である際にしっかり考えておく必要がある概念」の観点から、何か発信出来ればなと言った次第である。

筆者からすると、マネーの存在、その構造、そしてそれに対する多数の人々の心理的対応(主に恐怖と欲望)が、「自然体」から遠ざけてしまっている主要要素である。しかし、マネーの構造と心理面に作用しがちな影響を理解しさえすれば、比較的冷静になれる。マネーの構造、資本主義の構造に多くの人達がどっぷり飲み込まれて奴隷になってしまわないように、マネーの専門家の端くれとして、末席からでも何か発信出来れば、と言う気持ちは前から持っていたのである。

また、占星術の専門家の村上さなえさん

からは、「何か匿名、無料ボランティアみたいな所から、発信を始めてみたら」と言ったアドバイスも頂いていた。
そんな訳で、何か始めてみようかなと言った次第である。


・また、同業者に対する提案でもある。

日系外資系問わず、マネーの使い手であるはずの金融コミュニティを見回してみると、元来マネーと言う幻獣を召喚して、適度に使いこなす立場であるべきにも関わらず、幻獣に完全に飲み込まれていて「マネーと言う虚構の奴隷」「ミイラ取りがミイラ化している」と言った事になってしまっている人々が、全員とは言わないが、少なくないように思えてならない。ミヒャエル・エンデのお話の「モモ」で言う所の、「灰色の男達」とでも言おうか。

つまり、全員と言う訳ではないが、批判を恐れずに非常に物事を単純化して述べれば、以下のような雰囲気が、日本の金融業界に溢れる雰囲気のように筆者は感じていた。

日系金融機関の人々=35年ローンとか組んじゃって身動き取れない。会社の愚痴言いながら映画Matrixの「電気供給電池」として、金融システムにローン返済のキャッシュフローを供給する人生を過ごす。これで人生生き切っていると言えるのだろうか?

外資系金融機関の人々(ヘッジファンドも概ねこちらに準拠)=上記のような人達をバカにして、自分はマネーの本質を分かっているんだと言った事を自慢しながら、結局「幸せとはなんたるか」と言う本質から全然ずれている。結局、誰それが幾ら稼いだとかどこそこに住んでるとか等の他人との比較、引退するために幾ら稼いで金融資産に転換していかないといけないかとかの表面的な損得とキャッシュフロー、そう言う事ばかり考えて人生を過ごしている。そのために、「今」を犠牲にして、大して面白くもない仕事(クソ上司へのおべっかとか、社内の蹴落とし合いへの対応とか、そう言う話)をやって、縮小するパイの残り1−2枚の取り合いやっている。溜まる一方のストレスは、男の場合はカネばかりかかる厚化粧の中身スカスカな姉ちゃん(あるいは、マネーと言う蛍光灯に群がって来る、蝶々の化粧をした蛾とも言える)等侍らせて発散し、女性の場合は市中の不甲斐ない男性陣を愚痴りながらも「カネも持ってて人柄も完璧であーたらこーたら」な白馬の王子様を期待してみたりして発散して、何とか日々を凌いでいる。本当の「心底充実した人生」と言うのはどこにあるのだろうか?

・・・上記はまあ、かなりステレオタイプに単純化した例であり、皆がこうだとは言わない。しかし、少なからず散見される姿ではある。

筆者は、どちらもあるべき姿ではない、と考えている。
そんな訳で、上記どちらでもない、「第三の道」的な、金融プロフェッショナルのありようを、例によって業界の末席からでもささやかながら何かしら模索、発信出来ないかしらん、と言う試みをしたくなった、と言う次第である。

まあ、実際の内容は、こんな大仰な話とは程遠い、「ちょっとした節約Tip」とか、そう言う話に帰着しそうな気もしているし、例によって更新頻度はスローだとは思うが、まあそこは無料のブログだし、ご愛嬌と言う事で、何卒宜しくお願いします。

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