2010年7月31日土曜日

週末のジムクレーマーより

眠いので手短に。週末のジムクレーマーより。

○来週の注目決算。

月曜 SBA Comm
火曜 LEAR(フォードも良かったし多分良い)、P&G、COACH、True Religion、NYSE Euronext、American Tower、Whole Foods(オーガニックフードの類い)
水曜 TRW Automobil、ICE、Polo Ralph Lauren
木曜 Fuel System Solutions、CBOB
金曜 雇用統計、Magna Intl.

金曜の雇用統計が重要。その他、小売関係、モバイルインターネットツナミ関係の決算が上記の通りポイント。

○銘柄紹介。

SCI。お墓とかのデスケアカンパニー。日本で言えば平安レイ。

WeyerhaeuserのCEOディスカッション。林業中心の会社でREITにconversionすると。特別配当で株価急落も、キャッシュフローはプラスで出るようになっている。短期的には住宅需要等は不透明な状態が続くが、長期では良いんじゃないかと言う話。米国の林業株の動向を通じて住宅関連需要を測りに行くと言うのは中々良い。定期的にウォッチする価値のある銘柄である。

メモ:日経ヴェリタス2010/8/1号より

最新号update。ちなみに、筆者が相場のフォローで必要かなと気になったものだけピックアップしているので、例えば今号の特集の「失敗学」等の筆者が殆ど周知のものはごっそり掲載が抜けていたりする。全文に興味のあるかたは、購読をして欲しい。参照もとの顔も立てる面も含めて、この点付記したい。

○米国雇用者数増減。

金曜日が雇用統計の発表である。要注目。今週は8月頭のISMが弱含み予想、週末の雇用統計も分からないが波乱含み。筆者が仮に運用をしていれば、月曜日はネットロング減らして(=売って)、火曜〜水曜買って、木曜〜金曜でニュートラル、位の仮説で行くと思う。


○1Q決算まとめ。

やはり全体に上ぶれ企業が多い印象。
上記が各社の発言。既にポートフォリオに入っている銘柄はもちろんの事、各業種の主要企業位は簡単にニュアンス含めてチェックしておくべきである。

○不動産含み益ランキング。
こう言うのは、地価が上昇に動いて来ないとマーケットに反映されづらい。多少時間はかかるかも知れないが、徐々にこう言う銘柄がバランスシートで評価され始める局面を考えて良いと思う。

○銘柄紹介:WOWOW
筆者はテレビを見ないので正直余りエッジが無いが、利益は安定して来ている。
利益率が高いと。

○銀行株。
みずほの増資も終えたし、内需シフトを考える中で、不動産同様物色対象になってもおかしくないだろうなと思う。BIS規制も比較的緩い感じで進んでいる。

○株価の月回り。
こう言うのは案外バカに出来ない。8月は夏休み相場で出来高が低調なので、ショックに弱い。2007年のクオンツファンドショックも8月に発生した。とは言え全体には8月は「上がる月」である。猛暑も企業業績改善に貢献している面もある。

○IPO動向。
IPO後の株価が冴えないと言うのは、マーケットの相場付きとして弱々しい事の証左であり、余りポジティブではない。

○欧州ストレステストその後。

「ぎりぎり合格」の所がびっみょーな感じである。
LIBORがユーロで上昇している。これが気味悪い。一方でドルのほうは落ち着いて来ている。
これが今回のストレステストで一番甘かった点。満期保有目的だったらストレスの対象除外。これは甘い。

○景気サイクルのチャート。

何か面白い図なので引っ張って来た。

○ラオス投資?
富が中国から、より開発途上国の新興国に波及していくプロセス。ユニクロが中国中心から、バングラデシュにシフトしようとしていたりする流れと一致する。これらの国の株は(中々証券会社の取り扱いや流動性が無くて買いづらいだろうが)長期投資家なら買いだろう。

また、中国の人件費アップと言うのは、1、中国の購買力の上昇。中国消費関連銘柄への期待。2、中国工場の人海戦術化から機械化のシフトの進展。日本で言えばファナックとかキーエンスへの期待。3、中国を生産拠点とするビジネスのコストアップ(多くの日本企業にはネガティブ)、4、中国の周辺国への生産拠点のシフト。例えばベトナム株等への恩恵や上記ラオスへの注目度のアップ・・・と言った具合に、色々な影響をもたらす非常に重要な事なので、長期の投資テーマとして掘り下げる価値のある話と思う。

○投資主体別の分析。
これは結構重要で、外国人投資家がしこたま既に買っているのか、買っていないのか、これから外国人に訴えかけられるようなチャーミングな投資テーマがあるのかどうか、と言った所は投資やトレードの際にチェックする項目である。外国人投資家がしこたま買っている銘柄は、外人のリスクアペタイトの上下に晒され易いのである。

○各国利上げ状況一覧。
新興国が景気好調で利上げ、通貨も強含み。先進国は景気足踏みで通貨は弱含み。こう言う状況は当面続くんだろうと思う。

○面白い分析。
大和証券のこの手の分析は面白くて好きである。グアムへの飛行機予約の取りやすさ/取りづらさをフォローしておけば、面白い先行指数になるかも知れないと言う事である。

今日の名言

失敗した事をいつまでも悔やんだりはしません。(中略)悩んでもしょうがありません。あしたがあるんですから、前向きに生きて、次の事に取り組めば良いのです。


ウォーレン・バフェット

メモ:日経ヴェリタス2010/6/27号より

再編ネタは好きなので、ちょっと古いがupしておく。

○日本の業界再編の話。

上記の通り日本企業、あと米国企業もだが、企業サイドにキャッシュが積み上がっていると言うのは理解しておくべきポイントである。だから銀行は貸出ニーズが無くて困っているし、しょうがないから国債で、と言う話でイールドカーブがはみがきチューブ潰しのごとくフラットニングして来ているのである。

背景として、日米ともデフレリスクがある点が挙げられる。デフレ=キャッシュの価値が高くなり、モノの値段が下がる、と言う事なので、キャッシュで持っといてもっと安くなった時にモノを買ったり投資したり買収したりすればいいや、債券も長期債を持っていても良いや、と言う事になるのである。インフレの場合はキャッシュで持っているとキャッシュの価値が落ちていき将来のモノの値段が高くなるので、早く買っとかなきゃ、投資しなきゃ、M&Aするなら早くしなきゃと言う事になるし、債券も将来貰えるクーポンの額が一定(物価連動国債は除く)なので将来の実質価値が落ちる事になり、長期債の価格は下がりイールドカーブはスティープニングする事になる。

慣れて来るとそんなに難しい事では無いし、同業者で読まれているかたには釈迦に説法みたいで恐縮だが、こう言う基本的なマネーの性質、マネーがどこに溜まっていて今後どこに流れそうなのかと言う視点を、アセットクラス、国、主体(政府、企業、家計など)をまたいで全体感で持つと言うのは結構大事である、と言うか実務的にはこれが殆ど全てであり小難しい理論は余り必要無い。

当期利益率が日本の方が低いから、再編して強くなりましょうねと言う理屈。

但し法人税率が日本は40%と米国や他の諸国より高いので要注意。利益率が低いとかROEが低いとか議論する際に、案外「日本の法人税率が高過ぎるからそうなっている部分もある」と言う点が話題にならないが、再編不足とか企業の競争力とか企業運営の効率性と言う面以外に、単純に税率が高過ぎると言う面もあるので注意である。

企業価値についても、法人税率が例えば40%から30%に下がれば、今まで経常利益が100で当期利益が60だったのが70になるので、2割近く日本の当期利益は上昇し、株価も応分に上昇する事になる。

思うに、法人税率下げるよとアナウンスして、政府の保有するNTTとか郵貯の株を国防面から問題にならない程度に売り出しすれば、よい財政の穴埋めになるんじゃないだろうか。中国なんかだと平気でこう言う「自分が賭場の胴元兼参加者である事を利用した、微妙に怪しいんだが究極のインサイダープレイ」を政府がやっている。もうちょっと参考にしてもよいのではないかと思う。ゴールドマンや野村證券辺りでこう言うダイナミックなスキームを政府に提案しても良いのではないかと思う(筆者はバンカーになる気は無いしそう言う分野にエッジはないのでパスですが)。主幹事になれたら、儲かりそうだ。

良い視点だ。マーケットシェアのパイチャートを見て細かく分かれ過ぎているとか、小粒だけど特定分野で面白い企業があったりすると、そこを狙って行く、と言うのが基本的な考え方である。

M&Aの時はEV/EBITDAで見ます。

最近のディールはこんな感じ。


○アジア利益ランキング。

欧州同様、地域プレイするときに手許にあると便利なので。主要企業は暗記しておくと良い。反射神経で動く時は、どれだけ覚えているかが結構ポイントになる。


○カーライル
最近は以前程ファンドの影響力は聞かれなくなったが、チムニーのように上場株のMBOを手掛けて来る事もあるので、動向はチェックである。

ちなみに、プライベートエクイティも「好況の時にはブイブイ言うけど不況になるとしんどい、グローバル信用需給の上下が命のシクリカルプレーヤー」である。彼らの真骨頂は、クレジット市場が良好な時に低いクレジットスプレッドで借入調達して、レバレッジを利かせる事でエクイティ部分のリターンを水増し、失礼レバレッジを利かせる事にある。株主資本が多過ぎのキャッシュリッチ企業なんかだと特に、こうやって資本構造をいじくる事で、資本コストの低下(Valuationの分母の割引率の低下)を通じてバリューアップしているんだと言う事にもなる。金融マンが出来るのはまあ、運用側の事業についてはリストラだの不採算事業の切り売り程度のもので、基本線調達側をいじくる事である。これでバリューアップなのかと疑問を持たれるかた、その思考は健全だと思うが、そう言うものなんである。

勿論、リーマンショックのようなクレジット危機が起こると、こう言ったレバレッジプレーヤーは壊滅的な打撃を受ける。殆ど不動産デベだとか、ヘッジファンドで言えばLTCMみたいな薄いサヤをレバレッジで水増ししていたプレーヤーと変わらない世界がそこには広がっている。

今でも生き残っているPEは、比較的低レバレッジで堅実にやって来た、ちゃんとバランスシートの調達側いじりだけでなく、事業側でも付加価値を出して来た、と言う所なんだろうと思う。

金額推移を見ていると、ファンドにパワーがあったのは2006〜2008年位がピークと言う事になる。業界に居た筆者の実感とも概ね一致するように思う。

○社債、債券の保有状況。

日本は銀行と保険と年金基金が社債保有の3/4を占め、政府も社債を持っており、個人や海外が少なく、発行額の総額も経済規模と比較してアメリカより遥かに少ないと言う傾向にある。一方で、米国の場合は社債市場に厚みがあり、銀行と政府は余り保有しておらず、保険・年金、投資信託、個人、海外の保有が結構多い。こう言う構造を持っているのは注目である。

例えば、日本の場合、銀行の預金が社債に投じられていると言う事だし、今後年金基金が年金支払超過で資金流出する側になった場合彼らが債券を売却する事は十分考えて良い。

また、欧州のストレステストでも分かるように、銀行はトレーディング目的と満期保有目的でリスクの取り扱いが違う面があるので、銀行のバランスシート的にリスクが取れない時は満期保有で塩漬けにする場合が増える、と言った投資行動も推測が付く。

保険についても人口動態の動向は注目である。日本では今までは恐らく、支払がかなり先になると言う保険加入者側の事情を配慮して、長期債のニーズが高かったのではないかと思うが、保険加入者の平均年齢が高くなるにつれて段々短期債での運用にシフトする、長期の調達が難しくなる、と言った事も長い目で見ればあり得る。

この場合、JRとか電力会社とか、長期債での調達が必要な会社にとっては調達環境に影響が出る可能性も長期的にはある。例えばもっと海外向けに債券のIRをしなくてはいけなくなる可能性が高くなるだろう。

また、全体として安全確保重視の投資主体が日本では多いため、ハイイールドボンド、ジャンクボンドの市場が余り育って居ないと言うのもあるように思う。もっとここが分厚ければ、キャピタルストラクチャーアービトラージなんかもやりがいがあるだろうし、Distressed debt=不良債権とか不動産絡みの話とかばかり、と言う雰囲気感も変わって来るかも知れない(筆者のようなマーケットオリエンテッドな人間がトレーディングでこう言う分野に参入すると言う事が可能になる)。

筆者は債券のプロではないので、債券のプロと話が出来たらこの辺の話はちょっと聞いてみたい所である。


○銘柄紹介:タカタ
自動車部品で、系列依存が無い会社に投資したい場合は良い会社だろう。地域も日本の自動車関連企業には珍しく、北米やアジアだけでなく日系完成車メーカーが攻めあぐねていて弱い欧州にもビジネスがある。ギリシャ危機等の際は善し悪しあるが、他社にない点である。

一方で、安全保安部品を扱うため、リコールだとか補償だとかの話に巻き込まれるリスクはある。
PERと利益の戻り率。利益が戻ってる割に割安だ、と言う事が言いたいのだろう。

○銘柄紹介2:日本製紙。

短期的には足もとの紙製品値上げの話が一巡してしまったので株価的に面白くないが、隠れアジア銘柄の素質のある銘柄である。

○人民元建て資産で何に投資出来る?

中国政府の都合により、急激な元高にならない程度に、徐々に元での投資に門戸が開かれて来るだろう。

○国債発行額と預貸金ギャップ。

資金の流れを見る上で非常に良い図。現状の所、高齢化は進んでいるものの人々の安全資産シフトで預金が増えている。一方で、貸出先の企業は最初に紹介した通りでキャッシュ余剰で借りたいというニーズが無い。結果として新規貸出先の約定金利はどんどん下がってしまう事になり、じゃあ国債しか投資先が無いよね、と言う話になっているのである。

この均衡がいつ、どう言った場合に崩れうるのか、と言うのを考えるのが債券投資の際には非常に重要になるだろうし、株をやる側にとっても金利の変化やお金の流れの変化は株にも勿論影響は出るので重要である。

生活習慣改善メモその3:ただ楽しむためにする早起きは格別の素晴らしさだった。

(http://nihongo.istockphoto.com/)


最近、生活習慣を変えている。仕事していた頃も出来たのかも知れないが、仕事にかまけていた、多忙にかまけていた面はやっぱりあった。人生の夏休みのうちに生活を変える、良い機会かなと。

それで気づいたのが、題名の通り。仕事していた頃も業界の性質上それなりに早起きだったが、筆者は低血圧で元々朝が強くなかったので、強制的な感じが否めなかった。ぎりぎりまで寝て、大変に眠くて、大急ぎで準備して出勤、と言う生活を続けていた。

また、朝の活用の類いの話題をする時、それは大体「他人に差をつけるため」「デキるビジネスパーソンになるため」みたいなニュアンスもあり(朝の活用術の類いの本も、大体そう言う観点で書かれていると思う)、その意味でも何となく「やらされ感」があった。

ところがどっこい、単純に楽しむために早起きをしてみたら、これが別世界で気持ちが良い。

朝の5時に起きて、腕立て腹筋背筋スクワットをやり、外に出て15分位ジョギングをする(そんなに速く走る訳ではないので距離にして2km〜2.5km位である)。ジョギングで通りがかる知らない人におはようございますと挨拶をする。徐々に昇る朝陽を眺めながら、まだ瑞々しい朝の空気を堪能する。世界の始まり、二度と無い今日と言う日の始まりを実感出来る。家に戻ってモーニングサテライトが始まる頃には既に心地よい汗もかいて体温も代謝も上がっていて、頭もはっきりしている。モーニングサテライトの最初の15分を見ながら(休日は週末のジムクレーマーのMad Moneyでも流しながら)軽い朝食を取る。熱い風呂に短時間入って、着替える。これでもまだ6時半くらい。

ただこれだけで、オチは無いのだが、とにかく「気持ちよい」「楽しい」のである。生きている事を実感出来る。毎日筋トレして走っているからか、今までになく健康で体も軽い。食生活から改善している事もあり、強度のくびの凝りや肩凝り、腰痛に悩んでいたのも嘘のようである。そして、一日が30時間位になったような感じがする。もの凄いたくさんの事が出来る。この生活は、社会復帰しても続けようと思う。もうもとには戻れない。

「早起きの効能」と言うのは、恐らく多くの人が分かっては居ると思うが、中々出来ないものと思う。あるいは仕事上早起きのかたは仕方無く早起きしているかたも多いだろう。筆者もそうだった。そこで、こう言う生活を続けるコツを幾らか書いてみようと思う。

・楽しむために早起きをする。早起きして、仕事をバリバリやってとか勉強をやってとか大層な野心だか夢だかの実現を、とか考えないほうがいい。他人に差をつけたりビジネス、競争に勝つ事ばかり考えて物事をやっていては根本的な所で楽しい訳はないし、楽しくない事は続かないのである。単純にレジャー、プレジャー、楽しみのために早起きを始めてみるのが良いと思う。朝陽がきれいだなあ、空気が都会でも瑞々しいなあ、ジョギングや犬の散歩が気持ちいいなあ、ザッツイット。これで良いではないか。実際こう言う時間に起きると別世界であるし、ジョギングなんかで人とすれ違う時も知らない人にも自然に挨拶出来て気持ちよい。慣れて来たら自然に「じゃあ仕事もちょっと片付けようか」とか、「ちょっと将来のための勉強でもしようか」と言う気分になって来るだろうし、別に早朝にやらなくても一日が長く、密度濃く感じるようになるので自然にこう言う事がし易くなると思う。そういう気分が「自然に」湧いて来たらやれば良いと思う。別に湧いて来なくても、単純に一日のスタートが気持ちよいのは素晴らしい事だ。

・朝一番で運動をして熱い風呂やシャワーを浴びる。体温を上げ、代謝を上げ、目を覚ますためである。

・前日早寝する。筆者は最近、「23時までには寝る前の瞑想以外、全部終えた状態」にするようにしている。従って飲み会等も、過半の場合は遅くても21:30か22:00位には切り上げる事にした。最初はこんな早く寝るのかと思って居たが、そのうち慣れて来た。また、こんな生活出来るのかと思ったが、飲み会等もサッと帰れば案外出来る。夜8:30とか9:00とか場合によってはもっと遅くスタートの夜型の飲み会(長時間労働が普通の金融やコンサルだと結構こう言うのも多いのだが)には出なくなった。別にそれで良いと思うようにもなった。

・休日なんかで「ぐだぐだ寝る事自体を楽しみたい」と言う場合も、朝は早く起きた上で、昼寝をする。寝過ごしてしまった、と言う微妙な後ろめたさを伴う二度寝、三度寝もそれはそれで気持ちよいが、休日だけ起きる時間を大幅に遅くして長時間寝たりするとかえって疲れが溜まる。だから早起きした上で昼寝。意識してレジャーとして、おっしゃーぐだーっと寝るぞーと言う心意気で「昼寝を楽しむ」のも中々格別である。

・食生活等も含めてトータルに見直す。例えば筆者の場合、低血圧が朝を辛くする原因の一つだったので、マクロビオティックをやや陽性めにしたような感じにする事で改善を図った(低血圧は大概陰性体質なので、やや陽性めのものを取る事でバランスが取れる)

ー飲み物の変更。陰性度合いの強い清涼飲料、乳飲料、コーヒー、ビール、ウィスキー、夏場の水のがぶ飲み等を止めて、飲み物はたんぽぽコーヒーに変更。たんぽぽコーヒーは楽天なんかでティーパックの簡単に淹れられるやつが売っている。夏は麦茶の代わりに冷やして飲んでいる。先般書いた通り、ノンカフェインで安心な面もある。酒はアルコールが体に良くないと言う側面もあるが、陰性の飲み物が多く体が冷える、バランスが良くないと言う面でも余り良いものではない事を知った。

ー朝食の変更。朝には、元々はほぼ中庸のにんじんとやや陰性のりんごをフードプロセッサーにかけてすりおろしたものを摂っていたのだが、これに陽性の要素を加えるために、玄米をフライパンでよく煎ってからお湯で煮たのをフードプロセッサーにかけてペースト状にしたもの(玄米を煎る事でやや陽性に出来る)を加えて、混ぜて食べるようにした。全部、週末にまとめて作りおきしてラップをかけてタッパーに入れておけば、手間もかからないし数日位ならそんなに痛まない。

ー後は可能な限り「マクロビオティックをやや緩めに適用したもの」(厳格な菜食にはしないが玄米に雑穀を混ぜたご飯を主食にして、肉や魚が全体の1割程度になるように減らす、外食で肉や魚介類を多めに摂った際は家では当面菜食にする等)を実践。みそ、しょうゆ、たくわん等の漬け物、梅干しを摂るようにする。外食の場合も可能な範囲で気をつけるようにする。

ポイントとしては、「強い意思でもって」早起きをしようとするのではなく、「食生活等のインフラや生活習慣も含めて、トータルにシステムとして自然体で楽しく」早起きが出来る仕組みを確立する事である。習慣的なものは毎日続けると1−2週間で結構変わって来る。筆者も以前よりだいぶ朝が苦で無くなった。早起き生活を考えられているが中々実践出来ないかたに、ご参考まで。

2010年7月30日金曜日

メモ:日経ヴェリタス2010/7/4号より

更に続く。

○CDS特集。

元々は株式界隈の人達はVIXとかCDSは余り見ていなかったようにも思うのだが、リーマンショック以降、にわかにCDSのスプレッドを見るようになったように思う。以前はCDSが先行指標として機能していた面があるように思うが、最近ほぼ一致指標のようにも思う。

リスクの高い方。さもありなん、と言う国が並んでいる。

安全ランキングはこちら。ナイジェリア、チェコ、チリ、エストニア、モロッコ、と言った所が案外高い評価を得ていると言うのは興味を惹かれる。
日本企業のCDS保証料率高い順ランキング。何だかヘッジファンド時代を思い出させるラインナップである。こう言う銘柄はリスクもあるが、色々込み入った状況になっていたり、ボラも大きかったりで取り組み甲斐もあるのだ。
米国。モノライン2社のリスクが圧倒的に高い。そりゃまあそうだわな。
欧州。アイルランド、イタリア、ウクライナと、いい感じの国の企業が並んでいる。

○IFRSの影響はこう言う所にも。
権益の時価評価、これは難しいだろうなー。筆者もINPEX帝石のValuationを可能な限り案件毎にブレークダウンして作ってみた事があるが、結局資源価格の見通しや割引率でもの凄い振れるのだ。

○欧州企業一覧。
為替プレイする時に必要なので、こう言うのは取っておくようにしている。

○企業紹介:カネコ種苗。

日経ビジネスのモンサントの特集も出して居たので、関連銘柄と言う事で紹介しておく。やっぱり、野菜とか、ニッチな作物中心なんだよなー。
上記は非常に良いチャートだ。会社側は飼料作物(トウモロコシとか)に進出したいと言っているが、モンサントやデュポン等の大手がそう言うメジャー分野は握っている。中々難しいだろう。とは言え、今後新興国で所得が上がって来るにつれ、新興国でもビタミンのバランスとか、野菜の彩りに満ちた食事がしたくなると言う考え方は出来る。


○色んな人生。
ゴールドマンの有名な銀行アナリストだった。今は日本文化の守り手になっているとは。人生色々あるんだなあと実感する。筆者も進路選択中なので、つい気になった。

○有価証券報告書の見方講座。

大変に教育的な記事で良いと思う。事もあろうにプロのアナリスト村でも、有価証券報告書を見ない、短信との違いを良く知らない、見方が分からないと言ったアナリストが居た事を覚えている。プロフェッショナルがそう言う事ではいけない。有価証券報告書を見るのは、初めてリサーチをする際の基本である。こう言う啓蒙的、教育的な記事があるのはヴェリタスの良い所と思う。

メモ:日経ヴェリタス2010/7/11号より

引き続きヴェリタスの7月分より。

○小売の月次。
小売は月次を追って行けば比較的如実に方向感が分かるし、景気指標としても優れている。継続フォローしておくと得るものが多い。

○利回り革命。
国債が選好されていて、貸出や株にマネーが回っていないのが、先進国共通の問題である。もう景気回復腰折れで終了か?と言う考え方も出来るし、マクロ経済指標の不安感が減って来ればこれから株に流れて来得ると言う考え方も出来る。感覚的には、米国については各種優遇策も弾切れで中々難しそう。欧州はドイツはもっと株や貸出に流れても良い気がする(輸出好調のため)。日本は、うーんどうだろう。決算は良い。しかしマクロ経済感で不安感がもたげている。

○中国農業銀行。

中国の4大銀行の状況。農業銀行のIPOは無難にこなされた。中国が、不良債権のリスクを徐々に民間に移転して行く段階で、確かに「総仕上げ」かも知れない。

○INPEX帝石。
証券市場はうつろいやすいもので、すっかり話題にされなくなってしまったが、親方日の丸の会社であるだけに、どう言う意図なのか気になる増資である。また、プラント関連銘柄への発注はこれから徐々に出て来ると言う話になると思うので、その点でも気になる。

○銘柄紹介:住友不動産。

SPCも含めた資産価値に注目が行く、と言うのは良い視点のように思う。

○銘柄紹介:ショーボンド、郵船航空。

ショーボンドは本当に調子が良い。郵船航空サービスはアジア圏内の交易、景況感が良いので注目している。

○不動産で外資が日本に食指。
こう言う話は不動産の動向に影響を与えるので非常に気になる。フォートレスについては、そろそろ仕込み時と判断している事になる。

○実行税率の話。
ここでは実行税率の低い会社、タックスマネジメントが出来ている会社がスクリーニングされているが、日本の法人税率が下がる局面においては、上記をバルクでショートして、実行税率が殆ど旧来の法人税率の40%のまんまという会社をバルクでロングすれば機能するかも知れない。

○ゴルフ。
筆者はゴルフはやらないが、ゴルフ好きな方はSRIスポーツとヨネックスは手掛け易い銘柄だろう。

○浜松ホトニクス。
企業としても優良企業なのだが、レーザー核融合発電の研究をしていると言う所で注目している。「事業をやって上場してるのは、レーザー核融合発電の研究の資金確保程度に過ぎない」と言った話も聞いた事がある。株主フレンドリーな会社なのかと言うと多少微妙な面もあるが、この割り切りっぷりはそれはそれで清々しい。ぜひレーザー核融合で低価格の電力を確保する道を拓いて欲しい。長期的な視野に立てば必要な事だ。と言うかこう言うのは国がもっと支援するべきだと思う。

○消費税の株価への影響。

準備しておきましょう。小売や不動産には明らかにネガティブである。不動産は現在筆者はポジティブ目に考えて居るが、この点はリスクとして認識しておきたい。

○米国商業不動産、そろそろ底値?
底値買いの投資家が米国不動産でで始めて居るとの事。米国商業不動産の低迷が景気回復の重石になっている面はあるので、ポジティブな話だ。

○ウーマノミクス。

これはマーケティングの基本である。女性を掴めばモノは売れる。
上記は女性ものの価格が落ちない事を示したものだが、筆者にはむしろ、直近で女性ものCPIが下落に転じている点が気になる。例えば化粧品等も中価格帯のユーザーが低価格帯に降りて来る形で二極化が起きて居ると聞いた事があるし、売れ筋の価格帯に変化が生じて来ているのではないかとも。
日本の女性役員の少なさは本当にお粗末だと思う。また、日本では30代で労働力率が落ち込み、就業率が全体に低く、賃金が1/3と言うのは、日本では子供が出来るとキャリアが断絶せざるを得ないと言う事を示しているのだろう。でもって、仕事に戻るにしてもパートとか安月給の仕事になってしまうので賃金が低いと。これも人口減少下で生産性を上げて行く事を考えると大いに問題だと思う。個人的には子供が小さい頃は無闇に託児所に預けるのではなく親が子供のケアをした方が子供の育ち方には良いとは思うが、子供がある程度大きくなった時に復職する先がパート位しかない、と言う状況はどうかと思う。仕事を辞める前までのキャリアや、子育てと言う大事業の山場を越えたと言う点を考慮した中途採用があって良いようにも思う。

上記が銘柄。ユニチャームは生理用品の会社。ベネッセは女性の働き易さ度合いが高い会社。こう言う視点で株を選べば儲かると言う訳では無いが、視点としては面白いと思う。