2012年8月27日月曜日

○筆者の当面の目標


最近ブログもTwitterも多少面倒になって来ており、ブログの方は特に久しぶりの更新となる。

特段何があったと言う事ではないが、筆者もいい年であるし、キャリアアップだ履歴書磨きだといった若々しい事柄に熱中して頑張るような歳でもなくなって来た。かと言って、トレードとはヨガのプロセスで社会貢献が云々言うクレド・ビジョンの類いもそうは思うけれどもちょっと抽象的で、もうちょっと具体的にどこで付加価値を出すから自身はお給料貰ってご飯が食べれるのかと言う所を明確にしたいなあ、クレド・ビジョンの類いと日々の作業を繋げる類いの当面のゴール・目標的なものを明確にしたいなあ等と茫漠と感じていたりもした。

そんな折に、前から漠然とは思っては居たがきちんと言葉に出来て居なかった「当面のゴール」的なものが、諸々の化学反応なのか分からないが何となく浮かんで来たように思う(大げさに言えばアファメーションとかそう言う類なのかとは思うがそこまで大げさなものではない)。そんな訳で、特段の情報価値がある訳でなし、誰を対象にしたものと言う訳ではないが、以下に簡単にまとめておこうと思う。


○筆者の当面の目標

真面目なる運用者の技能を最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なるアルファファクトリーの建設に貢献する短期・中期・長期全てのタイムホライゾンにおける投資・トレードにて好況・不況に関係なく安定した絶対収益を上げる事が出来るようになる事で、以下3点に貢献したい。

1.個人・年金・大学基金・チャリティ基金等の顧客に、老後の暮らし・大学運営費用・慈善事業運営費用等に煩わされる事なく、安心して各自の人生の謳歌、教育の向上、慈善事業等に集中できる環境を作る事に貢献する。

2.株式・債券等を発行する事業会社には目先業績等を心配せずに中長期的な事業経営に集中出来る環境を作る事に貢献する。

3.これら活動を通じて、金融・運用業界の健全な発展と自身を含めた金融・運用業界従事者の自己実現に資する。』


...以下、幾らか補足したい。

運用者は「真面目」である:資産運用も製造業や他の事業と同じ、真面目な実業である。運用者は真面目でないといけない。また、コンプライアンス・法令等を遵守し、フェアに清清しく収益を上げなくてはいけない。

運用者は「技能を最高度に発揮」せしむものである:鮨職人等がそうであるように、運用者も常に技能向上に努め、これを発揮せしむべきである。

運用者は「自由闊達にして愉快」である:創造的な投資・トレードアイデアは自由闊達で愉快な環境から生まれる。バリュー投資の父、ベンジャミン・グレアムは「バカげた事や創造的な事、寛大な事」をしていたいのだと言う名言を残している。ウォーレン・バフェットも時折投資を下世話な下ネタや冗談で喩えるなど、独特の遊び心がある。運用業界の末席にて仕事をする小生も、先人のこう言った特性に習いたい。

運用者は「アルファファクトリー」である:業界内外から異論はあろうものと思われるが、短期・中期・長期のタイムホライゾンに対応出来て好況・不況に関わらず安定した絶対収益を上げられる事で、顧客・投資先に貢献出来ると小生は信じている。幾ら長期投資を標榜しても、月次・四半期・年次のパフォーマンスが不安定では顧客が不安になる。飛行機・船・タクシー等が出来れば揺れたりせず危なげなく運行されて欲しいと思うように、資金運用も同様であって欲しいと顧客が願うのは自然な事であろう。年金受給者・大学基金・慈善基金等の資金の出し手が不安を抱く事なく、各自の人生の謳歌・教育改善・慈善活動等に打ち込める環境を作る事に貢献するのが運用者のミッションであると考えれば、短期のトレードで市場に流動性を提供しながら安定的な収益を上げられる事も疎かにするものではないし、短期収益の積み上げによる余裕が得られて長期のリスクテイクも不安なく出来るものと考える。また、事業会社の経営者には「短期の株価の対応は、資金の出し手が不安にならないように運用者側で上手くやりくりしておくのが運用者の仕事だから心配する事はない。事業経営者は目先の四半期業績を作る事等に惑わされずに、中長期で社業が良くなる事、ひいては社会に貢献する事に集中すれば良い」と声をかける事が出来るものと小生としては考える。

また、目標が東京通信工業(現ソニー)の設立趣意書の引用である点については、世界情勢が不透明であり日本においては悲観的なムードも少なからず見られる現代だからこそ、戦後の焼け野原の時点で上記のような設立趣意書を書いて立ち上がった先人の勇気と知恵を拝借したいとの思いからである。(手抜きではない、決してない、多分ない、もしかしたらないと思うと言う事に、気分的に一応しておきたい・爆。他に何か航海の方位磁針となるような標語を考えようとも思ったが、この設立趣意書以上のものは凡人の小生には浮かびようがなかった。)

勿論小生に至らない点は多々あるし、毎朝起きる時は眠いし仕事終える時は疲れてグダグダしたいし、リターン等もさして目立ったものではなく、極めて平凡な大勢の同業者の一人である。また、今の仕事をいつまで続けるのか等について特段のプランが自身にある訳ではない。

とは言え、ただ仕事していれば儲かると言う業界の状況ではなくなっているからこそ「何のために働くのか」と言った原点については確認しておきたかった面もあるし、楽な業界の状況ではないからこそ前向きな旗を先ずは立ててみる事も重要なのかなとも思う。今この時点においては、これらの実現を当面のゴールとし、自然体で、感謝を忘れず、自然の流れに沿いながら日々過ごして行きたいようにふと思った。