2017年2月7日火曜日

「男女関係開始アルゴ」のテンプレートその2:「3ステップアルゴリズム」




○男の側からの女性と交際を始める際のセオリー。

皆さんこんにちわ。一旦は幸せを掴むかと思いきややっぱり今日も拗れ独身中年の山手線ぐるぐるを続ける筆者です。さて、コメント欄でリクエストもあったこともあり、以前に紹介した「男女関係開始アルゴ」の続編であります。ええ、再婚のゴールはこれがさっぱり中々決まらずもう来世位かなと半ば諦めの感な訳でありますが、「とにもかくにも男女関係を開始するのだけ」については、一定の訓練の成果により、 DQNキモオタ拗れ中年でもある程度こなれたものになったのであります。

そんな訳で今回は、非婚化・少子化に少しでも歯止めをかけささやかな社会貢献になればと言う事で、ボランティアにて男の側からの女性と交際を始める際の基本アルゴリズム、テンプレートを紹介したい。極めてベーシックにして何のひねりもサプライズもなくマニュアル的であるが、そうであるがゆえに基本テンプレートたり得る、と言った辺りを紹介しようと思う。実際には勿論無数の応用編があろうかと思われるが、物事まずは基本的な型を押さえておくこともまた大切であろう。

こうした事を身につけた所で筆者は結局再婚ゴールは決まらずに三十路を終えてしまう事になりそうで、後は荒野の広がる四十路しか待っていないようにも思われる。しかし皆さんにおいてはどうか幸せを手に入れて頂ければ・その一助になればと思い、参考までにまとめて書いておくことにした。ここ数年の婚活のある種の 総括とでも言おうか。

繰り返すが、例により金融やヘッジファンドについて何の洞察もないので、そうしたものを求める方はここで読むのを止めて欲しいことを最初に断っておく。

○雛形テンプレート:「3ステップアルゴリズム」。

筆者が頑張って婚活をしていた時は、名づけて「3ステップアルゴ」をテンプレートとしていた。

1.1回目のディナーデートでお手手を繋ぐ事をObjective、ゴールとする。それだけにフォーカスする。1回目でそれ以上は狙う必要はない。

2.2回めのディナーデートで軽くで良いからちゅーをする事をObjective、ゴールとする。それだけにフォーカスする。2回目でそれ以上は狙う必要はない。

3.3回めでひと晩過ごして夜の営みをする事をObjective、ゴールとする。ひと晩過ごす際には必ず女性側に2人で過ごす良い言い訳をお膳立てする。これをもってお付き合い確立。

1-3各々のデートでは、色々複雑な事を考える必要はない。1回目ではいかにお手手繋ぐかというゴールだけにフォーカスして全てを組み立ててゆきお手手繋げばミッションコンプリート、2回目のデートではいかにちゅーが出来るかと言うゴールにフォーカスして全てを組み立ててくちびるとくちびるがかすりでもすればミッションコンプリート、3回目のデートでは一晩過ごし諸々抜き差しする仲になればミッションコンプリートである。各々の段階で、応用の利かない女性慣れしていないDQNキモオタ拗れ中年でもフォーカス可能なシンプルなゴール設定をして、全てを組み立てるようにするのがポイントである。

勿論生来の石田純一的DNAを保有している生来のモテ男性、又は生来の恋愛体質DNAを保有している生来のモテ女性はこんな型にはまったマニュアルは鼻で笑うだろう。男女の機微と言うのはもっとケースバイケースで複雑繊細でだからこそ面白いものなのだよと。そう言う真の石田純一的モテ男のDNAを持つメンズや恋愛体質的モテ女のDNAを持つレディはこんなブログ読む必要もなくモテていて、あっという間に結婚もするし結婚後も適度に男女関係の諸々を楽しんでいるだろう。そうした羨ましい人種はこのブログの対象読者ではないから、ここで哀れみとともにブログをそっと閉じて欲しい。

しかし、DQNキモオタ拗れ中年と言ったコンボがキマッてしまっており、こんなブログにしがみつく他ないような状態のメンズ達にとっては、女性を前にどんなに緊張していて心臓はばくばく言いアタフタしていてもこれだけを意識・達成できれば良い、と言うシンプルで実行可能なテンプレートが必要なのであり、それは自身が DQNキモオタ拗れ中年なので良く理解しているつもりだ。そんな訳で、以下に上記3ステップアルゴを実行する際のポイントを幾らか書いておこう。


○ステップ0:下準備~ディナーを誘うまで。これは娯楽ではない。仕事である。

以下がディナーに女性を誘うまでの下準備である。 男女交際が億劫な DQNキモオタ拗れ中年にとって決して楽な作業ではない。これはデート・娯楽ではない。仕事である。そう言う気分でやった方が良いと思う。慣れてくれば流れ作業として無意識にこなせるようになり余裕も生まれて来る。

・まずは前回の「前準備」を実践しておく。

ここは前回の以下のブログを参照。

「男女関係開始アルゴ」のテンプレートその1:参考書と前準備
http://anonymousinvestortokyo.blogspot.sg/2015/12/1.html

スパルタ婚活塾の書評、パートナー探しに悩める愛すべき中年妙齢拗れ独身男女の同類達への讃歌等。
http://anonymousinvestortokyo.blogspot.sg/2015/04/blog-post.html


・女性をディナーに誘う際のポイント:最初から堂々とこれは男女関係ですよと宣言する。

昨今の出会いのツールは出会い系サイトやアプリ等もあるし、知人の紹介、合コンでLineを交換して、同業者や取引先の知人等色々あろうかと思うが、出会いのチャネルは何にせよまず重要なのはこの点、「最初から堂々とこれは男女関係ですよと宣言する事」である。

得てして人は最初の印象で、会った人を「恋愛候補フォルダ」「仕事相手フォルダ」「友人フォルダ」と言った具合に無意識のうちに分類している。そして、一旦そのフォルダで定着してしまうとそれを覆すのは難しくなる。心理学的にも最初の印象というのは長期に残るものである。

そうであるにも関わらず、世の DQNキモオタ拗れ非リア中年は、気恥ずかしさや断られたらどうしようと言う不安などから、「仕事の情報交換しましょう」とか「お友達からでもいいです」とか、「時間があれば少しだけでも」等と言ったへりくだった誘い方をして、「仕事相手フォルダ」「友人フォルダ」に収まる選択をしてしまう。結論から言うとこれは男女関係を構築すると言うObjectiveに対しては誤りであり、最初の乗り越えるべき問題・ハードルである。女性にアプローチする際には、「仕事の情報交換しましょう」とか「お友達からでもいいです」などと言った気弱なアプローチをしてはいけない。

奥手の男性ほど、最初のアプローチの所で「男女関係であると最初から宣言して断られたらどうしよう」「まずはリスクの低い参入の仕方として、お友達からとか仕事の情報交換から始めれば断られる可能性も低いし良いのでは」等と考えてしまいがちだが、これは逆である。一旦自分の事が相手の中で「仕事相手フォルダ」「友人フォルダ」に入れられてしまうと、それを覆すことはかなり難しくなり、それこそ生粋の石田純一でもない限り、あるいは相手がずっと自分の事を気にかけてくれていた等の幸運でもない限り、劣勢を挽回する事は不可能になる。 DQNキモオタ拗れ非リア 中年であればあるほどこれは悪手なのである。

そうした訳で、 DQNキモオタ拗れ非リア 中年であると 自分の事を自覚している諸兄であればあるほど、堂々と、「あなたの事がかわいい/素敵だなと思いもっと話がしたいと思いました。ディナーしませんか?」と誘う事である。ディナーの段階で断られる事は案外少ないものだ。既に固定した配偶者/彼氏がいるとかどうしてもこの人とは生理的にありえない、という事でなければ案外Yesの返事が返ってくる。ここから断られてしまう頻度が非常に高い諸兄は、前回のブログなど参照して身だしなみなど基本を整える所から復習する事、またアラフォーで所得も見栄えもぼちぼちの中年なのにアラ25の非常に美人な女性と言った高嶺の花を狙いすぎていないかを再考する事である。ターゲット先の異性が年齢差など極端に離れておらず、極端に高望みではなく、配偶者や彼氏等も居ないことが確認されており、前回の基本を満たしていれば、多分この段階でつまづく事は案外少ないと思う。


・デートの内容:最初の2回位のデートはべただけどディナーで良い。

次にDQNキモオタ拗れ非リア中年が往々にして悩むのはどんなデートが良いかという事だろうか(自身がそうであったから良く分かる)。食事、映画、コンサートとかイベントの類、どこか観光等に行く、はたまた大人のメンズであればミュージカルだの観劇だの文化・知性のかほりのひとつも漂うデートが必要なのではないか。一体どうしたらよいのだろうか。何か気の利いた企画をしなくてはならないのではなかろうか。 DQNキモオタ拗れ中年であれば必ず悩み、オドオドし、緊張する事だろう(自分がそうなのでよく分かる)。

これについては、結論から述べてしまえば最初の2回位のデートはべただがディナーで良い。理由は、食事と言うのが一番相手とゆっくり話が出来て相互理解を深めるには適しているし、おいしいものを飲み食いしながら話をすれば相互に気分の良い方向に持って行き易いからである。映画、コンサートなどだと、映画やコンサートがメインになってしまい、男女でゆっくり話をして互いを理解すると言う事が難しい。映画・コンサート・観劇等の企画の後に、ディナーで 映画・コンサート・観劇 の話題を肴に盛り上がると言う選択肢もあるかも知れない。しかしこれだと関係性が浅い割りに拘束時間が長すぎて、全然気が合わない場合の気まずさを考えるとリスクもある。女性側も、最初の2回のデートをディナーだけにする事で「月並みでつまらない」等と言って来る事は経験上余りない。特に相互に一定年齢を越えた大人であれば、 お互い仕事だって忙しかろうし、そんなアクロバティックで凝ったデートの企画など期待していない。そんな訳で、最初の2回のデートはべただがディナーでよい、と覚えておこう。


・どんなディナーをどう段取りすれば良いのか:高級すぎず安すぎずできっちりおいしくゆっくり話が出来る店を、相手の意向も聞きつつも男性側が手配をする。

次にどんな店・ディナーを手配すれば良いかだ。これについては、「高級すぎず安すぎず、適度にカジュアルできっちりおいしくて、ゆっくり話が出来る店」位が無難だと思われる。最初から高級すぎる店に連れて行くと「奢って奢って乞食」の財布になってしまう可能性がある。いったん女性側から、「お財布担当、お食事係担当のおっさん」というラベルを貼られてしまうと、恋愛に発展する可能性はまずない。アラフォーの域に入りおっさんになればなるほどそのリスクは高まる。 最初からひとり何万円もするような勝負デート仕様のレストランに行く必要はない。気合い入りすぎて・勝負デート感が最初から充満してしまいいささかの不自然感もある。その他、付き合いを深めていく過程で「最初の勝負デートが頂点で、後はボロが見えていくだけ」になってしまいがちでもある。これは筆者がちょっとボーナスが出たりして瞬間風速で成金になりかけた際に少なからず過去にやらかした問題でもあった。特に所得が一定以上ある金融・コンサル・IT業界等のDQNキモオタ拗れ非リア中年は気をつけて欲しい。イキナリ一人前で数万円する鮨屋やフレンチに行ったりするのは、相手も応分に稼いでいるバリキャリ妙齢女子等なら別だが、過半の場合はやり過ぎである。

一方で、流石にチェーンの居酒屋やファミレスでは学生ならいいだろうがこのブログの読者層のアラサーアラフォーの妙齢拗れ中年組にはそぐわないし、ゆっくり話をしづらい。よって、先に挙げた結論となる。

「高級すぎず安すぎずで、きっちりおいしくて、ゆっくり話が出来る店」をどうやって探すかについては、初心者であればザガットやミシュランのビブグルマン・そう高価でない価格帯の店を取り敢えず当たってみれば良いし、そうした店をある程度押さえてしまったと言う事であれば自身でそう言う店を開拓しておく必要がある。拗れ中年であれば一人焼肉、一人イタリアン等もやれる程度には拗れているであろうから、日々そうしたリサーチを行っておくと良いだろう。食べログ等のレストラン評価サイトの評価を使っても良いが、昨今その評価の妥当性や正確性については微妙な場合もあるから注意が必要である。 この位の先行投資・R&Dはしたほうが良いのでやろう。女性とどう接したらよいか分からないDQNキモオタ拗れ非リア中年としては、レストランは初めて行く所よりある程度勝手の分かっている店の方が緊張しないで良いと言うのもある。(因みにシンガポールの場合も同様のレストラン評価サイトは幾つかあるが、そのクオリティや確度の高さはまちまちな面もあった。最近になってミシュランがシンガポールでも評価するようになり、ようやく一定のベンチマークが出来たと言えよう。)

また、店の決定プロセスで迷う人も居るだろう。男が優柔不断でもよくないし、かといって女性の意向を考えずに勝手に決めるのも問題だしと。そうした際には、まずはディナーを堂々と男女として誘ってYesの返事を貰ってから、「お店のジャンルで希望とか好きなモノ・苦手なモノとかある?特にないなら和食かイタリアン位で探しておくね」位が筆者の経験としては無難である。相手の意向を聞きつつも、特に希望がないなら最大公約数的にまあ嫌いと言う人は滅多に居ない辺りで決めておく、と言う無難な辺りを行く感じである。ここでいきなりタイ料理とかインド料理とかマニアックな方に行くと好き嫌いが別れる事も多い。既に特定の料理が好きだという情報があれば良いが、特に情報がない場合は上記位をデフォルト設定にしておくと良いだろう。 DQNキモオタ拗れ非リア中年はこう言う、デフォルト設定とかマニュアルを持って置く事で心の安心を得られる場合が往々にしてあるものだ。

そして、お店を決定したら接待の時と同様、お店の日時・場所・地図・緊急時のお店の電話番号・予約名義等を先方に投げておく。お店の名前と住所だけとかだと案外行きづらいから地図とTelも、と言った細かい配慮をした方がいい。これは仕事と同じである。面白くはない発想だが、慣れないうちは特に、これは試合であり接待だ位に考えた方がいい。慣れて来れば流れ作業でやれるようになる。

集合場所は、こなれた人であれば近くのホテルのラウンジだのバーだので待ち合わせて一緒に行くとかオサレな事をしてもいいかも知れないが、慣れない 我らがDQNキモオタ拗れ非リア中年的には難しいプロセスが序盤で入るのは負担な面もある。別にお店に直接集合で構わないと思う。

生粋の石田純一先生的DNAを持つ真のいい男がこれを読んだら、「こんなんで戸惑うもんなの?これの読者っていい歳の大人でしょ?普通に誘って普通にディナーして普通にエッチすればいいんだよ」とでも思うかも知れない。しかし DQNキモオタ拗れ非リア中年はこう言う一つ一つで悩むものだ。それは自身が DQNキモオタ拗れ非リア中年だからよく分かっている。優れたプレーヤーが優れたコーチとは限らないのだ。プレーヤーとして本当に苦手だから同じように苦手意識のある人をコーチ出来る場合もあるのだ。であるからして、平凡すぎて詰まらない所作かも知れないが、「この位がテンプレート」と言う基本フローチャートを用意しているのがこのブログの趣旨である。


○ステップ1:3ステップアルゴその1、1回目のディナー。「お手手繋ぐ」のObjectiveを達成せよ!

次に1回目のディナーである。ここでのゴールは 「お手手繋ぐ」である。とにかく帰宅するまでに女性とお手手繋ぐ事を念頭に全てを組み立てる事である。以下に幾らか詳述する。

・10分早く現場・お店に到着する。

これは、自分が遅刻すると、「女性を待たせてしまう」「それに対して、ゴメンゴメン、遅れてしまって」と焦り、汗だくで、罪悪感、謝罪と共にディナーをスタートする事になり、試合運びが不利になり易いからである。宮本武蔵のような手練の剣豪なら、巌流島の戦いで佐々木小次郎を倒した時の如くに、遅刻でゴメンゴメンからの勝利と言うのもあるかも知れないが、女性にきょどってしまうDQNキモオタ拗れ非リア中年がそんな高等テクを使えるようになるのは来世位の話である。10分前に到着し、お手洗いを済ませて(これは後ほど女性からお手洗いの場所を聞かれた際に案内できると言う良さもある)、汗を拭い、深呼吸して着席し、メニューを眺めて優柔不断君になってしまわないようにオーダーするモノを幾らか決めておく、位の事はしておきたい。

・オーダーは迷わずにズバッと決める。女性にオーダーやお酌をさせない。

女性が来たら、簡単に挨拶をして、先ずは苦手なもの好きなものなど聞きながら、最初のドリンクと店によるが直ぐに出てくる酒の肴的なものを迷わずに手早くオーダーする。ここで長々優柔不断に迷わない事。二人で話をして相互理解を深めてお手手繋ぐのがゴールであり、女性側の苦手な食べ物や希望を考慮するのは重要であるが、その辺をクリアしてさえいれば自分が何を食べるかは重要なイシューではない。店員さんにオーダーするのは男性側がやった方がスマートである。女性にウエイター/ウエイトレスさんを呼ばせたりオーダーさせたりはしないのがマナーである。またワインを注ぐのは男の仕事で女性にお酌させるのはマナーではない事等も覚えておくとポイントが高い。

・その他、表面的でも細かい優しさを演出する。

これは以前に紹介した水野敬也氏の著書のうち、「LOVE理論」に詳しい。

LOVE理論 
水野敬也 

詳細は上の書籍の「うわっつらKINDNESS理論」を参照して欲しい。例えばエレベーターのボタンを男性が押してあげる、ドアを開けたげる、レストランの席は女性に上座あるいは景色の良い席(=まともな店ならウェイター/ウェイトレスが先に椅子を引いて座るように促した席がそれだと覚えておく。自分が一人で先に現場に着いた場合はウエイターさん/ウエイトレスさんに「どちらの席が上座で女性に適切か?」と聞いてもよい)について貰う、オーダーは男性がやりワインは男性が注ぎ女性にお酌させない、お会計は女性のお手洗いの最中に済ませておくとか。

ええ、表面的である。男の価値はこんな小手先のホストがお客に対してサービスとして提供出来る演技の類なんかでは決まらない。男の価値は中身で決まるんじゃいと。 DQNキモオタ拗れ非リア中年ほどそう言いたいのは分かる。しかし会って最初のディナー、と言う薄い関係性においてはなにぶん判断材料が少ない訳であるから、こうした表面的な事で判断されてしまうのもまた現実なのだ。「自分は慇懃無礼な人ではないよ」と言う事を伝達するマナー位のものと思って少しづつでも取り入れる事をお勧めする。海外でエレベーターで見知らぬ人と二人で乗ったら笑顔で会釈するのが「怪しい人ではないよ」と言う事を表現するマナーであるとかと同じ類の事だと思って、LOVE理論など読みながら学習して欲しい。

・仕事の話を長々しない。

さて、ここからが重要、試合運びの要点である。大概は、簡単に自己紹介等を互いにして、社会人同士なら名刺交換などするかも知れない。ここで仕事の話を長々してはいけないという事である。簡単にどんな仕事をしていてどんな感じなのか等の話を一通り済ませたら、直ぐに「放課後」の「恋愛」の話に移る事である。これは1回目のディナーにおけるもう極めて決定的に重要な事項であり、幾ら強調しても強調し過ぎる事はない。仕事・キャリアの話を長々としてはダメだ。それでは仕事の人脈かお友達になってしまう。筆者が幾ら男女交際をスタートしようと思ってもお友達キャラになってしまっていた頃の最大の敗因は、今思うとこれであった。

具体的には、「週末何してるの?」と言った辺りから早めに週末・趣味=仕事外のパーソナルな話に話題を移すのがポイントである。そして相手の趣味やライフスタイルを褒め、自分との共通点・接点を探していきながら共感を示すのが基本である

次に、そこから更に「最近良かった映画は?自分はxx(必ず恋愛映画を挙げる事)が最近良かったな」等と趣味と恋愛をブリッジするような話題を経由して、「好きな異性のタイプは?」「デートするとしたらどんなデートがしたい?」等の会話を通じて恋愛の話に早期に移るのがポイントである。これを1回目のディナーで遂行出来るかと言うのが試合の分かれ目、天下分け目の関が原である。これは仕事の飲み会・友達同士の仕事の愚痴のガス抜きとかの会じゃないよ、男女の恋愛の会なんですよと言う事をはっきりさせるのが重要である。

この辺は実際には相手により詳細はケースバイケースでありこれ以上の説明を筆者がするのは難しいのだが、上記を意識しながら実際に場数を踏んでいくと段々慣れていく。とにかく放置しておくと無難な仕事の話に留まりがちで、男女関係構築と言う観点からすると重要ではない周辺の話題に終始し、重要な核心になかなか到達しないで周辺を旋回し合いながら互いに様子見するみたいな事になり易い。仕事の話からは早めに離れる、男性側から仕事→趣味→恋愛、と話の流れを意識して作って行く、と言う事をとにかく心がけて欲しい。

・「ギャップ」を意識して作る。相手の「ギャップ」を探す。

さて、趣味や恋愛の放課後の話に移行した際のポイントとしては、この「ギャップ萌えの誘発」である。筆者の場合、例えば服装面での小奇麗系カジュアルな側面と、「専門職・プログラミング・本性としては生真面目オタクタイプ」と言った側面を交互に見せると「ギャップ」になるのでそうしていた。また、バリキャリ系女性なら全然バリキャリっぽくない趣味を聞き出して褒める、美人系女性ならちょっといけてない部分やかわいらしいなと思われる趣味等を聞き出してそこが好きだなと褒める、等の所作は基本であろうかと思われる。

お会計は女性のお手洗いの最中に済ませておく。

女性に食事を奢るべきか割り勘にすべきかと言うのは諸説あるし、女性内でも考えの分かれる所のようである。筆者も今でも悩みながらやっているのが現状であり確たる結論は持ち合わせていない。女性側がずっと若いとか、所得的に自分の方がずっと上だとか言う場合は奢るのが普通だろうし、女性と年齢や所得的に大きな差がない場合は割り勘の方が良い場合もある。しかしどちらにせよ、ディナーのお会計は女性が終盤にお手洗いに行っている際に男性がやっておくと言うのがテンプレートでありスマートだという事になっているというのは覚えておいた方が良いし、仮に割り勘にする際もディナーの際に1円単位で割り勘の計算をする等は明らかに無作法である事は覚えておいた方がいい。

筆者からお勧めなのは、ディナーでは「ここは僕が払うよ」で自分が払い、じゃあこれからいく2件目のバーで一杯奢ってよ、とか次回の食事では奢ってね、と言う形で「次のアポ」を確保しに行くという作戦である。相手の所得に応じて「次回」の価格を上下させる事で負担を加減できるし、何より次のアポが取れる点で有用な戦術である。

・「二件目のバー」は 出来れば事前に徒歩圏内で確保しておく。

さて、お会計も済ませた後はディナーの後をどうするかである。ディナーを一緒にしていて明らかにぴんと来ないなと言う場合はそのままバイバイで良い。趣味や恋愛の話をして行く過程で、「これはお互い違うわな」と分かる場合も結構ある。この場合は、無理に男女関係に引きずり込もうとはしないで、あっさりと友人・知人・仕事上の人脈等に収めておくのが良いと思う。またお互い男女関係としてよいかもなというニュアンスがある場合でも、平日でお互い翌朝早い等の場合も1回目のディナーで粘り続けるのは互いに良くないだろう。一方で、週末でかつ話が合うかも、もっと先にプロセスを進めたいと言う場合には「徒歩圏で行く2件目のバー」を用意しておくのはプラスになる。必ず事前にサーチしておこう。

・そして「お手手つなぐ」のObjectiveを達成せよ。

そして、これが1回目のディナーの最後のハイライト、最も緊張するポイントの「お手手つなぐ」である。これを何としても達成して欲しい。ただの友人や仕事上の相手とお手手繋ぐ事はない。「お手手繋ぐ」と言うのは、これが間違いなく男女関係であり、次回のデート以降も男女関係として関係を発展させて行くモノであると言う関係性構築の上での重要なポイントなのである。

2件目のバーに行かないけれども男女関係として良いかもなの場合、最寄り駅まで歩くとかタクシーに一緒に乗る、と言う「横に並んで一緒」のシチュエーションを作る事である。そして、歩きながら距離を縮めたり、タクシーなら座る距離を縮めたりしながら様子を見る。多少手などがかすったりしても相手が特に気にしないとか相手から自分の事をかすって来たりしていても気にしていない風味の場合は男子たるもの、思い切って、お手手を繋いで頂きたい。

DQNキモオタ拗れ非リア中年の 同志としてはこの時心臓はばくばく言い手に嫌な汗が出てくるのを感じ拒絶された時の恐怖で緊張の頂点に達するかも知れない。しかしこれは男女関係構築をするに当たりどうしても越えるべき山なのである。書いていてこっぱずかしい。これは厨二の思春期の子供が書いている文章ではなく、アラフォーのおっさんの書いている文章である。恥ずかしい事この上ない。しかし世のDQNキモオタ拗れ非リア中年の同志達を救うために筆者はこれを書かなくてはならない。これは筆者の神から与えられた使命なのだと思いながら解説を続けたい。

一方で相手が嫌がる感じがする・距離を置くような感じがする場合は脈がないので無理には行かない事。とは言えお手手繋いだ位では犯罪にはならないので、多少強引な位でもお手手繋いでしまう位で丁度良い場合が多い事も伝えておきたい。ガチに脈がない場合は女性の側からお手手繋ぐのも断られて多少気まずい思いはするが、ニュートラル位なら結構問題なく繋げるものだ。

2件目のバーに行く際には、お手手繋ぐチャンスはそのまま帰る場合よりも豊富にある。まずはレストランからバーに徒歩で移動する途中。シンガポールでは常夏なのでこの手は使えないが、日本の秋冬などであれば、寒いね等と言いながらお手手繋ぐチャンスがまずある。この場合のプロセスは上の通りである。また、バーに入ったら必ずカウンターで横座りになる。こうなると距離を縮められるし、心理学的にもテーブル越しに対面で座るよりも親密度が増す。タクシーの車内の時と同様で相手の様子のお伺いを立てながら距離を縮めて行き、相手が特に避けたり違和感感じたりしないようであれば、カクテルグラスを持っている手などを見て、きれいな手だね等と褒めながらお手手をタッチするのが定番である。文章にするとなんかすごくスケベったらしいおっさんっぽくてアレなのだが、スケベと認定されるリスクは男が取るべきものだ(これは3回目のデートの所でも詳述する)。自分は清廉潔白でいたい、「スケベ&キモいおっさん認定リスク」を取りたくない、と言った重度のリスク回避志向者に男女関係のリターンは得られようがないのである。

バーでする話はディナーの恋愛の話の続きでいい。お酒も飲み、お手手も繋げば、仕事の取引先や情報交換相手ではなく、「男女関係」と言う関係感・空気感を作る事が出来る。また、上に書いたとおりでバーから各自帰宅する際にもタクシー車内や最寄り駅に戻るまででお手手繋ぐチャンスがある。ディナーだけの時よりはお手手繋ぎ易い場合が多い。

会話が一気に弾んだり距離が急激に縮まった場合などは元来二度目のデートでのObjectiveのちゅーまで行っても良いし、相手も明らかに乗り気の時など「これはこのままベッドまで行ってもそんな不自然じゃないかもな」と言う場合に遭遇する事もケーススタディを重ねて行く中ではある。但し、真面目なお付き合いを考えるなら1回目のディナーでセクロスの試合までするのはよしておいた方が良いとも思う。某同業者?が指南しているらしい恋愛工学とやらでは1回目からとにかく云々書いてあるみたいだが、真面目に婚活・パートナー探す前提の場合はよしといたほうが良いと思う。1回目の出会いでセクロスまでキメようと思うと余りにもプロセスが詰め詰めであり過度に強引になってしまいがちで余裕もなくなりがちだし、1回目の会合でセクロスに応じてくれる女性の場合は女性側も「遊びの男女関係」と言うフォルダに自分を入れる事になりまともな人間関係に発展しないリスクの方が高いと思う。真面目な付き合い・パートナー探し前提の場合における、これは男女関係なんですよと言う関係性を決定付けるスキンシップとしては、1回目では「お手手繋ぐ」で十分であり、かなり盛り上がってもちゅーまでかなと言うのはある気はしている。その先まで行っても良さそうな感じでも、1回目はばいばいして終了にするのが良いのかなと言うのが経験からの実感である。

慣れるまでは、お手手を繋ぎに行くその瞬間など、「拒否されたらどうしよう」「大丈夫なのかな」と死ぬほど不安になり、心臓はばくばく言い、緊張は頂点に達すると思う。しかし思い切って繋いでしまえば案外繋げるし、仮に拒否されてもああはいはいと引いて友人・知人に戻すのは比較的簡単に出来るものだ。このハードルをまずは越えて欲しい。慣れて来るとトヨタの製造工程の流れ作業のごとくにサラッとお手手が繋げるようになる。慣れ・場数をある程度踏むことが重要である。

以上が1回目のディナーでのObjectiveとそれに到達するまでの「雛形」である。1回目のディナーのハードルが一番高いので、かなり詳細に詳述することになった。至極オーソドックスで何の工夫もなく、男女経験のこなれた男女からすると恥ずかしい位のレベルの話であると思うが、我々は DQNキモオタ拗れ非リア中年だから苦労しているのであり、生粋の石田純一先生ではない。また基本の雛形も持っていない人の方が世の中多いようにも思われ、こうしたべたな雛形があるだけでも経験上、飛躍的に成功率は上げられる事も添えておきたい。

○ステップ2:3ステップアルゴその2、2回目のディナー。「ちゅー」のObjectiveを達成せよ!

さて、次は2回目のディナーの段階である。ここでのObjectiveは「ちゅー」である。2回目のディナーの別れ際までに、くちびるとくちびるがかする位でも良いからちゅーが出来れば、2回目のディナーはミッションコンプリートである。それだけにフォーカスして試合に臨もう。基本線、一番ハードルが高いのは1回目のディナーのお手手繋ぐまでであり、2回目のちゅー、3回目のお泊りと至るほどにハードルは下がってゆく。なので、以降は比較的簡潔な記述に留めたい。

・2回目ディナーのアポの取り方。

さて、2回目ディナーのアポの取り方だが、理想は1回目ディナーの際に既に次回のアポを取っておくことである。具体的な方法としては、1回目のディナーで奢っておき「ここは僕が出すから、次一杯おごってね」でアポを取る、1回目で趣味の話で本の話題になった場合など特に有用だが、本を貸し借りする約束をしておくなどが自然である。ディナーの予算等も、1回目と同様、「高級すぎず安すぎずで、きっちりおいしくて、ゆっくり話が出来る店」で良いと思われるが、1回目のディナーで相手の趣味嗜好等の情報が得られているのであればそれを反映して多少ひねりを入れるのも良いだろう(例えばアジア旅行が好きならば良い感じで余りハードコア過ぎないタイとかベトナム料理、等)。

・1回目ディナーとの「ギャップ」を作るのが有用。

2回目のデートに当たる際は、服装などを一回目と変えると有効である。一回目でちょい悪路線だったなら二回目は真面目系、一回目は会社帰りでスーツ等真面目系なら二回目は土曜日にアポを取りカジュアル・眼鏡を休日用のカジュアルなものに変えるなど。(これは女性側も使える戦略で、1回目が清楚路線なら2回目は行き過ぎない程度にセクシー路線、等とすると男性陣は結構簡単にドキドキしてくれる)。ギャップと振れ幅はここでも重要である。

・互いの理解を深める。

2回目のデートは、1回目でお手手を繋いでいれば最初から男女の関係である事は雰囲気上明らかである。最初から手を繋いだり触ったりのスキンシップも簡単に取れるのでそうすると良いだろう。話題はケースバイケースだが、1回目のディナーの話の延長として、仕事・キャリア等に関する考え方の話(但し話の話題がこれ一色になってしまわないように留意。あくまで男女関係開始の前段階として仕事・キャリア等に関する考え方をシェアするのも大事な事なのでそうした話題をする、と言うスタンスが良い)、恋愛の話 、お互いの人生のヒストリーの話 、友達や日々の生活の話など、トータルに話を深めて相互の理解を深めればいい。1回目のデートで仕事→趣味→恋愛→お手手繋ぎ、まで到達出来ている場合、ここは比較的自然に運ぶのが経験上通例であり、そんなに気負う事はない。

・3回目のお泊りのための伏線を用意しておく。

2回目のディナーでのハイライト、越えるべきハードルの一つはここだろうか。3回目のデートで「お泊り」の案件を受注する必要があるのである。相手が旅行が好きであれば週末小旅行の「こんな所行ってみるのも楽しそうだね」と言った話題を仕込んでおく必要がある。また特に旅行と言った雰囲気ではない場合は、自ら「最近料理が趣味でさ、パスタ作るのにはまってるんだよ。自分が作るから、xxさんには 安いのでいいからワイン持って来てくれると/xxさんも料理趣味って言うし前菜一品持ってきてくれると嬉しいな。次の週末にでも是非家に来てよ」と言った楽しめる企画を用意しておき、2回目のデートのどこかで話題に出してみる必要がある。どうやってこの手の話題を出せば良いのかと言われてもここはケースバイケースなので何とも言えないが、趣味の話で「旅行」とか「料理」「ワイン」と言った趣味が相手にあれば比較的容易にそれを取っ掛かりに出来る面はある。そう言う取っ掛かりがない場合は何とか頑張ってそう言う話題に持っていって欲しい。

・そして「ちゅー」のObjectiveを達成せよ。

そして、2回目のデートのもう一つのハイライトは「ちゅー」のObjectiveの完遂である。

手法については、1回目の「お手手繋ぐ」と比較的似ている。出来れば2件目のバーを用意しておき、彼女に「酔っていたから」と言う言い訳をお膳立てしてあげると良いだろう。そして、タクシーや駅までの帰りなどで「横並びの環境」を作り、タクシーの中・人気が余りない所などでサラッとちゅーをするのである。経験上、別れ際に「じゃあね」と言う際などにサッと行うのが一番スッとやれて円滑である。

慣れるまでは、お手手を繋ぎに行く時以上に、「拒否されたらどうしよう」「大丈夫なのかな」と死ぬほど不安になり、心臓はばくばく言い、緊張は頂点に達すると思う。しかし思い切って別れ際等にちゅっとやってしまえば案外問題ないし、お手手繋ぎと同様に仮に拒否されてもああはいはいと引いて友人・知人に戻すのは案外出来るものだ(実際そう言うひと悶着した後で普通に友人に戻り、人生相談など相互にしている女友達も筆者の場合は居る)。このハードルを2回目では必ず越えて欲しい。慣れて来るとトヨタの製造工程の流れ作業のごとくにサラッとちゅーが出来るようになる。これも慣れ・場数である。

因みにちゅーの質だが、軽く「ちゅっ」で十分であり、(互いに既に結構酔っていたり男女の熱が盛り上がっていたりして雰囲気的に許されるなら 悪くはないが)「べろちゅー」まではしなくていい。軽く「ちゅっ」でも十二分にステップ3への下準備は完成であり、十分である。


○ステップ3:3ステップアルゴその3、フィニッシュ。「一晩をともにする」のObjectiveを達成せよ!

さて、遂にクライマックスの3回目のデートである。ここでのObjectiveは「一晩をともにして、色々抜き差しする仲になる」である。こんな事を大真面目に書いているのはアラフォーのおっさんである。我ながらほんとキモい。しかし 世のDQNキモオタ拗れ非リア中年の同志達へのささやかな援護射撃・社会貢献を考えたらこれは書かないといけない事なのだ。恥ずかしい気分をかなぐり捨てて前に進みたい。とは言え、ここまで来れば、案外当初の「お手手繋ぎ」ほどの緊張はなく、自然に事を運べる場合も多い。従って比較的簡潔な記載に留めておく。


・2回目で張ったお泊りのための伏線を実践に移す。出来れば共同作業・共同企画的にすると効果的。

さて、2回目で週末小旅行(近隣の一泊でいい)、料理作るし家でワインでも開けようよなどのアポが取れるように、そうした話題の伏線をまいておいた事がここで生かされる事になる。旅行なら二人で日程や行き先などを企画したり、自宅に呼ぶならパスタは男子、前菜/ワインは女性に持ってきて貰うなど、「一緒に企画を作り上げる」感じにするとチームワークが醸成され、男女関係が深まる感じがし易くなるので良いだろう。

・男の料理は、おっさんの「必修科目」。

因みに、男の料理はポイントが高い。この3ステップアルゴリズムを遂行する上で、30歳を越えたおっさん中年男子が必ず身につけておくべき必修・必須スキルである。実際やってみるとそんなに難しくない。ポイントは、「レベルが高くかつ簡単に作れる料理レシピ教本を買い、それに忠実に従う事」である。以下辺りを勧めておく。

男のイタリアン (オレンジページブックス―男子厨房に入る) 
手塚浩行 

フライパン1本でできるお手軽フレンチ 
ダニエル・マルタン 

料理は洋モノ、具体的にはパスタが調理が簡単な割りに女性が嫌いと言う事も概ね無く好評を得易い事もありお勧めである。和食は料理スキルのアピールには良いかも知れないが、初めてお泊りしてあれやこれやを抜き差しする関係になるにはちょっと家庭的過ぎると言うか、えっちな気分になるというよりは実家に帰ってお母さんにご飯出して貰うような気分になってしまうので初回のお泊りのネタとしては余り勧めない。出会って3回目でほうれん草のお浸し、かぼちゃの煮物、肉じゃが、お茶碗によそられたご飯に味噌汁などを自宅で二人で食べながらムラムラっとした気分になるのはいささか難しいと言うのは何となく想像が付くであろう。(注:但しお付き合いを開始してからであれば喜ばれるだろう。筆者の場合シンガポール在住である事もあり、ローカルフードでは胃腸が疲れがちの事もあり、日本人女性が相手の場合あっさりした和食と言うのは大概喜ばれる)。カレーライスとかチャーハンとか餃子とかそう言う日常メシについても、お付き合い定着後は良いかも知れないが初回としては雰囲気に欠けるので初回のネタとしては勧めない。

初めて女性がいる所、人に見られながら料理するのは結構緊張するし中々手際よくやれないものだ。オープンキッチンで調理するシェフなど本当に凄いなと思う。パスタだけでもレシピ本など見なくても暗記で安定した味で作れるように平素より訓練しておく事だ。また、いちごにブランデーと蜂蜜かけただけとか簡単なモノで良いからスイーツ・デザートも事前に用意して冷蔵庫に仕込んでおくと更にポイントアップする事も覚えておいて良いだろう。甘いものはスイーツな関係に至ろうとする際に良い効果があるようだ。

ちなみに自宅の部屋をどう演出するか。まずは神経質でない程度に、「男の一人暮らしの部屋としてはソコソコきれいに」しておく事である。掃除が面倒であれば清掃業者に時々入って貰えば良い。あとは雰囲気を高めるのに一番簡単なのは、蛍光灯や普通の直接照明は全部落として間接照明だけにして、自炊のテーブルの上にキャンドルでも灯す事である。これだけで部屋の雰囲気は全然変わり、非日常感が増す。間接照明はIKEAでもどこでも安価に売っている。別に金持ちでなくてもこういう工夫は簡単にできる。


・女性側に「言い訳」をお膳立てしておく事。スケベの称号を被るのは男の仕事。

ここで重要なのは、相手に「言い訳」を用意しておくのがポイントである。「旅行の企画が楽しそうだったし」「週末に一緒に料理してワイン用意してとか楽しそうだったし」「男性の側が積極的だったし」と言う事である。女性をコーナーに追い詰めてはいけないし、「女がはしたないからセクロスした」と言う環境を作ってはいけない(実際にはアラ35位から男女で性欲が逆転し、往々にして女性の方が性欲が強くなると言うのが医学的な傾向らしいにせよ)。男子が週末旅行や家に来る事を誘い、企画が楽しそうで、男子が積極的だから「仕方なく」そうなっちゃった、と言うシチュエーションを作るのが大事である。ここで男側がカマトト清純ぶって俺は悪くない俺はスケベじゃない等としてしまうと女性側的に困るので、スケベの称号を男側が被るのは男の役割、と言うのを意識するのが大事である。

二人でホテルの部屋や自宅に入ったら、お手手繋ぎ、ちゅーは段階を踏まえながら既にしており、かつ女性側が個室で二人きりになる事に同意している訳であるから、そんなに難しい話ではない。後は普通にご飯食べたり飲んだりほろ酔いの時、ソファーで映画観てる時などからちゅっちゅして、ソファーやベットに勇気を持って押し倒してしまえばよろしい。女性側的に本当に押し倒されたくないならそもそもこの段階で家に来たり二人で一泊旅行したりは大概はしない。ここは安心して押し倒すべきであるし、逆に経験上女性側も大概はこの段階ではそれを待っているようにも思われる。「オイ、女に押し倒させる積もりかよ、もじもじしてないでちゃちゃっと早く来いよ」と。ここで躊躇する必要はなく、一気に男女であれやこれやを抜き差しする仲に展開させるべきものである。


○さいごに:3ステップアルゴその後。お付き合い開始!

後は、ステップ3の最中あるいはステップ3の翌朝にでも「好きだから付き合って頂戴」と言う趣旨の事を伝えればお付き合いは普通に開始される。別に格好つけて物凄い気の利いた事が言える必要はない。既成事実は既に出来ているので、この段階まで来ればまず断られない。あとは普通にお付き合いをお楽しみください。結婚出来るかどうかは別として、女性とお付き合いまでも全く行かなくて困っている、と言う DQNキモオタ拗れ非リア中年が上記を実践してある程度数をこなして学習曲線を利かせてゆけば、大概の場合はかなりの程度症状の改善が見られるであろうと思う。


ほかにも細部のポイントは色々あるが、大雑把には筆者からは上記位である。 こんな事自慢しても仕方ないが、このテンプレが出来てから、本当に女性とデートするだけであれば殆ど困らなくなった。上記のテンプレートを雛形にして、後は関係性の育ち具合に応じて関係を進展させるスピード感を変えたり、これは違うなという事になればこのプロセスを途中で止めて、スキンシップをやめて距離をとり、仕事の話など中心にするようにすれば関係に距離を持たせられるなど、ある程度自分の裁量で人間関係の距離感を調節できるようにもなった。男女の人間関係の扱いが以前ほどストレス/負担ではなくなる事が出来た。

もちろん、ナチュラルに石田純一先生的勝ち組DNAを持つ勝ち組イケメン男性諸氏や、恋愛に長けたナチュラルに勝ち組DNAを持つ勝ち組美人女性諸氏がこのような凡庸・平板に過ぎる内容を観たら、苦笑と共に、「男女っていうのは、もっとケースバイケースに個別な機微があって、だから面白いんだよ。こんな陳腐なマニュアルで交際をテンプレ化するなんて、本当にDQNキモオタ拗れ非リア中年って人生分かってないよね、だからキモいんだよね」と言った感想を持つ事は分かっている。

しかし、当のDQNキモオタ拗れ非リア中年からしたら、 大真面目に深刻な問題である事もしばしばあるのだ(自身がそうであったし) 。もうさっぱり男女交際のきっかけも作れないし、こんなんじゃ本当に人生どうにもならないまま終わってしまうよ、と。男女関係について全く何のきっかけも掴めず、人生の時の流れの濁流に飲み込まれて下流に為すすべもなく流されて、自らの生物としてのオス・メスとしてのOption価値のタイムディケイと満期日(=男女として終了、又は人生終了)のナイアガラの滝つぼがひたひたと迫ってくるのを分かっていながら、掴めるワラすらない。もうどうすれば良いんだと。そうであるから、恥をしのんで、この度一定のテンプレートを用意してみた次第である。本来の所としては、男女交際と言うのはもっと個別なものだし、ケースバイケースの機微があるものであって然るべきものである事は添えておきたい。

……ま、交際相手はお陰様でこの数年ぼちぼちそれなりにあったけれども、再婚相手は結局さっぱり見つからなかったまま、四十路のナイアガラの滝つぼに飲み込まれつつあるんだけどもね筆者は。四十路のナイアガラの滝つぼに飲み込まれて筆者はきっと生きてはいられないと思うし、遠くないうちに四十路の荒野にひとり寂しく溺死体として打ち上げられるのだと思う。皆様におかれては、人生の濁流に飲み込まれ滝つぼに今まさに落ちんとしている筆者の屍を乗り越えて、男女関係の幸せの丘への上陸、これを生きて掴みとって欲しい。

(注:この、「3ステップアルゴでデートは出来るようになるが再婚相手が見つからない問題」については、構造的かつ深刻な問題が横たわっているようにも感じられる。これについては時を改めて思う所を書くかも知れないし書かないかも知れない。)

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