2099年12月30日水曜日

資本主義の腐海のたび日記

シンガポールより、ヘッジファンド業界の動向、金融/ファイナンスのトリビア、ただの雑談等について、つれづれに書いて行こうと思います。

(2010/9/16、2010/10/17、2012/4/17、2014/2/25加筆・修正)
気まぐれ、つれづれで書き始めた積もりが、長期間連載する事になりました。以下に、当ブログの主な項目ラベルのガイドを簡単に書いておきます。

「就職/転職」:金融業界、資産運用業界、ヘッジファンド業界の就職/転職に興味のあるかたは、このラベルを参照頂くと、該当項目について色々書いてあります。

「資本主義Matrix」:就職転職に並んで、元々この項目を書いてみたくてブログを始めた面があります。資本主義の腐海を旅する中で出会った、マネーに関わる人々の悲喜こもごもを題材にしながら、「資本主義の腐海の生態系はこんな感じなのではないか」と思った事を書いていますフィクションですが、アナリスト/運用者として見聞きしたり経験した事実をベースにはしています。お金に対する適切な理解、適度な距離感、そして適切な活用と運用をほんの少しでも促す事が出来れば、資本主義の腐海のいち旅人としては幸いであります。

「投資/金融トリビア」:投資や金融の分野での、ちょっとした「へー」を提供する事を一応目指しています。現在は一般的な話に留める事にしており、特に個別銘柄、相場の方向性、個別具体的な投資戦略等に関する議論は更新を停止しています。ご理解賜ると幸いです。

これ以外については、個人的な趣味、雑談、内輪トーク等が中心で、読み手に対する情報価値と言った面は余り考えずに何となく書いている面が強いです。適度に流して頂けると幸いです。

当該ブログは何らの投資判断、金融商品等の推奨、勧誘等を提供するものではありません。また、当該ブログを読んだ事により読者に発生したいかなる損失も、筆者は一切の責任を取りません。投資は自己責任にてお願いします。

読者からの投稿内容については、書き手、読み手双方が楽しめるブログ運営と言う観点から、公開する事が相応しくないと判断した場合、管理者の判断にて削除させて頂きます。何卒ご理解の上、公序良俗とマナーを弁えた、良識あるコメント投稿を頂けますと幸いです。

メール等で頂く質問等については可能な範囲で目を通した上で可能な範囲で回答致しますが、回答の保証は出来かねます。ブログで金融関連、就職・転職や英語等のスキル習得法等について書いているのは(仕事等ではなく)筆者のちょっとした余暇の活動である事をご理解頂き、質問内容等についても公序良俗・マナーを弁えた上で、整理された適切なものであるよう配慮頂けますと幸いです。また、Twitterについては完全に趣味・娯楽としての位置づけであるため、Twitterでの(特に社会人としての良識・マナー・配慮等に欠けた)質問等への回答については保証出来かねます。

ブログの分量、更新頻度、内容については、筆者都合等により大幅に変化します。この点もご理解賜ると幸いです。

2099年12月28日月曜日

○筆者のビジョン

真面目なる運用者の技能を最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なるアルファファクトリーの建設に貢献する短期・中期・長期全てのタイムホライゾンにおける投資・トレードにて好況・不況に関係なく安定した絶対収益を上げる事で、以下3点に貢献したい。

1.個人・年金・大学基金・チャリティ基金等の顧客に、老後の暮らし・大学運営費用・慈善事業運営費用等に煩わされる事なく、安心して各自の人生の謳歌、教育の向上、慈善事業等に集中できる環境を作る事に貢献する。

2.株式・債券等を発行する事業会社には目先業績等を心配せずに中長期的な事業経営に集中出来る環境を作る事に貢献する。

3.これら活動を通じて、金融・運用業界の健全な発展と自身を含めた金融・運用業界従事者の自己実現に資する。』


...以下、幾らか補足したい。

運用者は「真面目」である:資産運用も製造業や他の事業と同じ、真面目な実業である。運用者は真面目なものである。また、コンプライアンス・法令等を遵守し、フェアに清清しく収益を上げて然るべきである。

運用者は「技能を最高度に発揮」せしむものである:鮨職人等がそうであるように、運用者も常に技能向上に努め、これを発揮して然るべき存在である。

運用者は「自由闊達にして愉快」である:創造的な投資・トレードアイデアは自由闊達で愉快な環境から生まれる。バリュー投資の父、ベンジャミン・グレアムは「バカげた事や創造的な事、寛大な事」をしていたいのだと言う名言を残している。ウォーレン・バフェットも時折投資を下世話な下ネタや冗談で喩えるなど、独特の遊び心がある。運用業界の末席にて仕事をする筆者も、先人のこう言った特性に習いたい。

運用者は「アルファファクトリー」である:業界内外から異論はあろうものと思われるが、短期・中期・長期のタイムホライゾンに対応出来て好況・不況に関わらず安定した絶対収益を上げられる事で、顧客・投資先に貢献出来ると筆者は信じている。年金受給者・大学基金・慈善基金等の資金の出し手が不安を抱く事なく、各自の人生の謳歌・教育改善・慈善活動等に打ち込める環境を作る事に貢献するのが運用者のミッションであると考えれば、短期のトレードで市場に流動性を提供しながら安定的な収益を上げられる事も疎かにするものではないし、短期収益の積み上げによる余裕が得られて長期のリスクテイクも不安なく出来るものと考える。また、事業会社の経営者には「短期の株価の対応は、資金の出し手が不安にならないように運用者側で上手くやりくりしておく事もまた運用者の仕事だから心配する事はない。事業経営者は目先の四半期業績を作る事等に惑わされずに、中長期で社業が良くなる事、ひいては社会に貢献する事に集中すれば良い」と声をかける事が出来るものと筆者は考える。

また、目標が東京通信工業の設立趣意書の引用である点については、時代の変化が速くリスクと不確実性に満ちている現代だからこそ、戦後の焼け野原の時点で上記のような設立趣意書を書いて立ち上がった先人の勇気と知恵を拝借したいとの思いからである。